日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は1月18日、「NV200バネット バン」を一部仕様変更し、同日より全国一斉に発売すると発表した。
なおこれに併せて、日産自動車の関連会社である株式会社オーテックジャパン(本社:神奈川県茅ヶ崎市、社長:宮谷 正一)は、「NV200バネット バン」の一部仕様変更に合わせ、これをベースにしたライフケアビークル(LV)*1「チェアキャブ」を一部仕様変更し、日産の販売会社を通じて1月18日より全国一斉に発売する。
今回の「NV200バネット バン」の一部仕様変更*1では、AM/FMラジオの性能向上、および安全に関する法規制強化*2への対応として、バン全車に助手席SRSエアバッグシステム、バン5人乗り車にセカンドシートELR付き3点式シートベルトを標準装備とした。
また、バン5人乗り車にメーカーオプションとして6:4分割式セカンドシート(上下調整式ヘッドレスト付)を設定し、幅広いユーザーニーズに対応した。
なお「NV200バネット バン」は「環境対応車普及促進税制(エコカー減税)」の減税措置*3により、バンAT車*4は自動車取得税が80%、自動車重量税が75%、自動車税が50%の減税、バンMT車は自動車取得税が60%、自動車重量税が50%、自動車税が50%の減税となる。
*1: 「プレミアムGX」グレードも今回の変更に準ずる。なお、「プレミアムGX」グレードは、持込み登録で(株)オーテックジャパン扱いとなる。
*2: 2016年4月1日より適用される「オフセット衝突時の乗員保護の技術基準」
*3:エコカー減税の詳細については、「NV200バネットエコカー減税サイト」を参照されたい。
*4:GXグレードの一部、および、プレミアムGXを除く。
<全国希望小売価格(消費税込み)> (単位:円)
「NV200バネット」の詳細情報
http://www.nissan.co.jp/NV200VANETTE/
オーテックジャパン、NV200バネット「チェアキャブ 車いす2名仕様」
一方、オーテックジャパンからリリースされたNV200バネット「チェアキャブ」は、車両後部のスロープから車いすのまま車内に乗り込める車両。
コンパクトなボディサイズでありながら充分な室内空間を確保している「NV200 バネット」の特長を活かし、主に、病院や福祉施設の送迎車や介護タクシーなど、法人向けの需要に適した多人数乗りの車いす仕様車としている。
使い方や乗車人数に合わせた4種類の室内レイアウトを設定しており、車いすやストレッチャーの乗員を含めて4~7名が乗車することが可能。
2列目には専用形状シートを採用し、助手席側スライドドアから室内への乗降性も向上させている。
また、乗降用手すりやオートステップなどを装備することで、車いす乗員だけではなく、介助者や自力で歩行できる方にも乗降しやすい仕様としている。
今回の一部仕様変更*2では、ベース車と同様にAM/FMラジオを性能向上させている。
NV200バネット「チェアキャブ」の「車いす2名仕様」「車いす1名仕様専用サードシートあり」「車いす1名仕様専用サードシートなし」は、「環境対応車普及促進税制(エコカー減税)」の減税措置*3により、自動車取得税が80%、自動車重量税が75%、自動車税が50%の減税となる。
*1: 日産自動車グループでは、生活の色々なシーンでお役に立ちたいとの意味を込め、福祉車両を「ライフケアビークル」(LV:Life Care Vehicles)と呼んでいる。
*2: 今回、ベース車の一部仕様変更で標準装備となった助手席SRSエアバッグシステム、セカンドシートELR付き3点式シートベルトについては、「チェアキャブ」では従来より標準装備としている。
*3: エコカー減税の詳細については、ベース車と同様に「『NV200バネット』エコカー減税サイト」
< http://www.nissan.co.jp/EVENT/TAX/NV200VANETTE/ >を参照されたい。
<全国希望小売価格(消費税込み)> (単位:円)