準優勝までの軌跡を、レース戦略や展開にもとづき発表
工学院大学(学長:佐藤 光史、所在:東京都新宿区)は、クルーザークラスで準優勝を果たした世界最大級のソーラーカーレースである「ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ2015(※)」の大会報告会を2015 年 11 月11 日に開催した。
<学生リーダーがレース総括を発表>
会場には、報道関係者やプロジェクトの活動を支援するサポート企業・団体、学園関係者が多数出席した。
学生リーダー(大原 聡晃 大学院機械工学専攻修士2 年)の発表では、今大会におけるレース戦略や参戦中の様子など、現地におけるプロジェクトの奮闘ぶりが熱く語られた。
加えて、継続的なプロジェクトの強化が行われていることから、今後の活動についての展望と意気込みを訴えた。
<レースは第 1 位、後続を大きく引き離す快走>
予選レースでは、全クラス中22位という成績であったが、本戦では、初日からクルーザークラスでトップとなり、前半戦となるステージ1 をそのまま制した。
後半戦のステージ2 ではクラス1 位でスタートし、途中、大会側からの速度制限指示を受けながらも、最終ゴールまで常にトップを走り続けた。
しかしレース終了後の実用点を競うコンテスト(クルーザークラスのみ実施)ではスコアが思うように伸びず、総合順位で惜しくも準優勝という結果になったことを報告した。
※ワールド・ソーラー・チャレンジとは・・・
隔年開催の世界最大級のソーラーカーレース。オーストラリア北部のダーウィンから、南部のアデレードまでの約3,000kmの走破を競う。今大会は2015 年10 月18 日から1週間行われ、工学院大学の出場したクルーザークラスの他に、チャレンジャー、アドベンチャの計3クラスが設定されている。