本田技研工業株式会社から平成27年11月12日、国土交通大臣に対して、下記の通りリコールの届出があった。
リコール届出番号:3671
リコール開始日:平成27年11月13日
届出者の氏名又は名称:
本田技研工業株式会社 取締役社長 八郷 隆弘
問い合わせ先:お客様相談センター
TEL 0120-112010
不具合の部位(部品名):動力伝達装置
(ドライブプーリシャフト)
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
パドルシフト搭載車において、エンジン制御コンピュータ(ECU)のプログラムが不適切なため、アクセルペダルから足を離した減速中にパドルシフト操作により2速から1速へ変速すると、無段変速機のドライブプーリシャフトに高い負荷が加わることがある。
そのため、その状態を繰り返すとシャフトが折損し、最悪の場合、走行不能となるおそれがある。
改善措置の内容:全車両、車載のサービス診断記録装置を確認し、ドライブプーリシャフトへの負荷状態が基準値以内の場合は、エンジン制御コンピュータを対策プログラムに書き換える。基準値以外の場合は、無段変速機を新品と交換するとともに、エンジン制御コンピュータを対策プログラムに書き換える。
不具合件数:9件
事故の有無:無し
発見の動機:市場からの情報による。
自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置:
・使用者:ダイレクトメール等で通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアストライカー付近に№3671のステッカーを貼付する。