日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は10月22日、「日産デイズ」をマイナーチェンジし、同日より全国一斉に発売すると発表した。
今回のマイナーチェンジでは、先行車や対向車のライト、道路周辺の明るさをルームミラー背面のウィンドシールドに設置したカメラのセンサーで認識し、車速などの諸条件によりハイビームとロービームを自動で切り替える「ハイビームアシスト」を軽自動車として初採用した。
これにより、対向車とのすれ違い時などにロービームへの切り替え忘れを防ぐだけでなく、ハイビーム走行が増えることで前方の歩行者や道路状況をいち早く視認することが可能になった。
さらに、これまでメーカーオプション設定となっていた「エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)」、「踏み間違い衝突防止アシスト」、一部グレードではメーカーオプション設定となっていた「VDC(ビークルダイナミクスコントロール)」などの安全装備を全グレードに標準装備とした。
また、赤外線(IR)を約70%カットするIRカットガラスを新採用し、強い日差しの赤外線による肌のジリジリ感を抑制した。紫外線(UV)を約99%カットする好評のスーパーUVカット断熱機能と併せて、快適なドライブをサポートする。
エクステリアは、新デザインのクロームグリルを採用した「デイズ」、堂々とした存在感を主張するフロントフェイスを新たに採用した「デイズ ハイウェイスター」ともに、より精悍で上質感のあふれるデザインとした。
加えて、リヤコンビネーションランプは、全車新デザインのLEDシグネチャーランプとし、先進感と個性を引き立たせた。
インテリアは、「デイズ」には新シート表皮を採用、「デイズ ハイウェイスター」には新たにメーカーオプションとして明るく高級感があるプレミアムコンビネーションインテリアを設定するなど、さらなる質感の向上を実現した。
ボディカラーには、エネルギッシュで陽気な赤みのオレンジのスカーレット、鮮やかさと深みを持つオーシャンブルー、透明感を感じさせる爽やかで涼しげなアイスブルーをはじめ6色の新色を投入し、個性多彩な14色のボディカラーラインアップを取り揃えることで、色彩にこだわるユーザーの選択の幅を広げた。
パワートレインでは、エンジンの摩擦抵抗を低減したほか、4WDとターボ車にはアイドリングストップ機能とバッテリーアシストを新たに採用することで、全車の燃費を向上させた。
これにより、4WDの自然吸気エンジン車と2WDのターボ車は自動車取得税が80%、自動車重量税が75%、軽自動車税が25%減税となり、4WDのターボ車は自動車取得税が60%、自動車重量税が50%、軽自動車税が25%減税となる。
加えて、Jとターボを除く2WD車では自動車取得税が免税、自動車重量税が免税、軽自動車税が50%減税。その他すべてのグレードが減税措置を受けることができる。
日産は、究極のエコカー「ゼロ・エミッション」とエンジン進化型エコカー「PURE DRIVE」を二本柱とした、CO2排出量の削減に取り組んでいる。「日産デイズ」も「PURE DRIVE」の1モデルとなる。
なお今回マイナーチェンジを行ったデイズは、第44回東京モーターショー2015に出展される予定。
製品詳細
http://www2.nissan.co.jp/DAYZ/
日産のエコカー減税サイト
http://www2.nissan.co.jp/EVENT/TAX/DAYZ/