Viewt×井波彫刻×越中和紙とのコラボレーションで生まれたコンセプトカー「Viewt TOYAMA」
株式会社光岡自動車(代表取締役社長:光岡章夫 本社:富山県富山市)は、富山県の伝統工芸品「井波彫刻」とコラボレーションし、インテリアに井波彫刻を施した「Viewt TOYAMA」(ビュート トヤマ)を、8月22日(土)・23日(日)に開催される『第41回井波彫刻まつり』で発表・展示する。
「Viewt TOYAMA」は、地元富山の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい。という同社の想いから、富山の伝統工芸品である井波彫刻や越中和紙と共演を申し出て、ここに他にはない富山のクルマが誕生した。
同社は「遊び心に溢れ、自由で、心から魅せられるクルマを作りたい」という思いのもと、クルマ造りの最初から最後まで手作業を貫き、単なる工業製品ではない作品を作っているのだと云う。
同社では「そうした拘りを持ったミツオカデザインだからこそ、富山の伝統工芸品の魅力を引き立たせることが出来ていると自負しています。
今後は富山のみならず北陸、ひいては日本の魅力を世界中に発信し、皆が元気になれるような『地域の産業が持つ魅力を再発見出来るコラボレーションカー』を企画して行きたいと考えています」と述べている。
Viewt TOYAMA(ビュート トヤマ)
主力コンパクトセダン「ビュート」のインテリアに、富山県の伝統工芸品をあしらった究極の“Made in TOYAMA”となるコンセプトカー。
オプション装着された「クラシックインパネ」のウッドタイプパネル部分には、富山湾越しに見る3,000m級の立山連峰の雄大な景色で有名な雨晴海岸の絶景を、井波彫刻の「欄間」の技法で制作した木製パネルとして装着。
同じく富山の伝統工芸品である「越中和紙」を使用した木製の一輪の花や、パーセルボードが華を添え、富山県の魅力を全国に向けて発信していくクルマに仕上げた。※「Viewt TOYAMA」の発売は同社に於いて検討中。
【井波彫刻】
明徳元年(1390年)本願寺五代綽如上人(しゃくにょしょうにん)は、後小松天皇の勅許(ちょっきょ)天皇より命令が下ることによって井波別院を創設。いく度か焼失したものの、その都度再建された。
特に江戸時代中期、瑞泉寺本堂再建の折、本堂彫刻のため、京都本願寺より御用彫刻師・前川三四郎が派遣され、この時、地元大工・番匠屋九代七左衛門ら四人がこれに参加し、前川三四郎について、彫刻の技法を本格的に習ったのが井波彫刻の始まりである。
【越中八尾和紙】
八尾(やつお)は、富山から飛騨に抜ける街道沿いに在る寺院門前町。
かつては蚕種と紙の生産で栄え、町には問屋が立ち並び、井田川沿いに開けた地域の下流には桑畑が、上流には楮畑が広がっていたと言う。
今なお小高い町の周りは石垣で囲まれ、石畳の細い路地に提灯をともして行われる「おわら風の盆」の哀愁を帯びた町流しの風情は全国的にも有名。
この地方の和紙が、最も盛んになったのは、元禄年間(1688~1704)富山二代藩主前田正甫公の売薬の奨励と共に、薬の袋や膏薬紙、これを束ねる細紙、薬の配置先を記録する懸場帳(かけばちょう)の需要がこの地に集中し、急速に発展した。
慶応元年(1865)富山市内の紙商から出された「新出紙御値段仕法之控」によれば、鼠半切(ねずみはんきり)、黄、赤半切、青紙などの数種の染紙の名が記されており、草木染めや顔料染めの技術がかなり進んでいたことがわかる。これら染色技法は現在も受け継がれている。
井波彫刻まつり 開催概要
【開催日】平成27年8月22日(土)・23日(日)
※車輌展示は8月30日(月)まで
【会場】井波彫刻総合会館
< http://inamichoukoku.com/kaikan/index.html >
【Viewt(ビュート)】
1993年1月に誕生してから今年で22年となるロングセラー商品。
現行モデルは、2012年5月に発売した3代目のモデルとなるが、基本的なコンセプトやデザインの変更はあえて行っていない。
しなやかなクラシックフォルムを纏いつつ、機能は国産の最新性能を備え、高級感漂う落ち着いた雰囲気と快適性を兼ね備えたクルマとしている。
「Viewt」(ビュート)が永らく作られ続け、ロングセラー車となったのも、田舎の小さな工場が自由な発想でモノ作りを行う「クルマ作りのへのこだわり」に共感が得られた所以であると同社では謳っている。
ビュート製品Webサイト
< http://www.mitsuoka-motor.com/lineup/new/viewt/ >
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