【速報】WEC英国初戦、1位アウディ・2位ポルシェ・3位トヨタ。同日開催のF-1はメルセデスのハミルトンが圧勝


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予選時に余裕をみせていたAudi R18 e-tron quattroが勝ちを握る

【WEC速報】現地時間の4月12日(日曜日)から、英国・シルバーストーンを舞台に幕が切って落とされた2015FIA世界耐久選手権(WEC) の初戦。アウディスポーツ チームヨーストは、2台の最新ハイブリッド レースマシンAudi R18 e-tron quattroをひっさげてのスタートでありながらも、マシンの完成度が高く余裕の体制。

最高出力410kw(558ps)のV6 TDIエンジンと、これまでの2倍にあたる4メガジュールを発揮するエレクトリック ドライブシステムを組み合わせたe-tron quattroが生み出すハイブリッドドライブは、予選時においても、過去最高の低燃費とパワフルな走りを実現していたようだ。

終始安定した走りでアウディが逃げ切ってチェッカーを受ける

決勝は、現地時間12時から伝統のローリングスタート方式で6時間レースがスタート。序盤は、PPだったポルシェのカーナンバー17を先頭に、同18とポルシェ勢がトップ。続くカーナンバー8のアウディ、カーナンバー1のトヨタとスターティンググリッド通りのポジションに収まった。

もともとは、ハイスピードコースとして有名だったシルバーストーンだが、昨今の時代の流れで複数のタイトコーナーが追加されたことで、むしろマシンセッティングが難しくなり、全長5.891kmのコースを1周する間にドライバーは、シフトアップ18回、シフトダウン18回の合計36回ものシフト操作を行う必要がある。

そんな難度の高いコースで、コーナリングに勝るアウディが先行し、それをポルシェが圧倒的なスピードで前に出る繰り返し。序盤の1時間ほどはポルシェ勢がリードを広げていき、トヨタも彼等の背後に接近。3〜6番手の間でアウディとトヨタが混戦を繰り広げるような展開になった。直後のピットストップでは、給油のみでコースへ復帰したトヨタが首位に出る場面も。

残り20分時点でアウディにストップ&ゴー・ペナルティの裁定が

その後、レース開始から1時間20分で2位に10秒近い差をつけていたカーナンバー17のポルシェがトラブルでリタイア。結局、給油とタイヤ交換を終えた後の3時間を経過した頃に、アウディがトップに返り咲く。ところがレースも残り20分を切ったところで、アウディに対して「コース外からオーバーテイクを行った」としてストップ&ゴー・ペナルティが下る。

ただアウディは、それまでに大量のリードを保っていたこともあり、過去3回ル・マン24の優勝経験を持ち、2012年には世界耐久選手権の王者に輝いたカーナンバー7のマルセル ファスラー / アンドレ ロッテラー / ブノワ トレルイエ組(スイス/ドイツ/フランス)が、最後の最後で2位と10秒の差で逃げ切ってトップ。2番手にはカーナンバー18のポルシェ(​​ヤニ/デュマ/リーブ組) 、3位にカーナンバー1のトヨタ(ブエミ/ダビッドソン/中島組)が入った。

実はアウディにとって英国は、販売実績で前年比11.8%増の158,800台を記録(10年間で2倍)し、ドイツ国内に次いで2番目に大きな市場。同社はこの地でマーケティング面においても貴重な1勝を上げたと云えるだろう。

WEC -シルバーストーン:最終結果
順位・メーカー・ドライバー
1位#7アウディ(トレルイエ/ Fassler /ロッテラー)
2位#18ポルシェ(​​ヤニ/デュマ/リーブ)
3位#1トヨタ(ブエミ/ダビッドソン/中島)
4位#2トヨタ(ブルツ/コンウェイ/サラザン)
5位#8アウディ(ディ·グラッシ/デュバル/ジャービス)

LMP2の勝者:#26リジェ(バード/ Rusinov /運河)
GTE Proの勝者:#51フェラーリ(ブルーニ/ Vilander)
GTE AM:#98アストンマーティン(ラミー/ラウダ/ダララナ)

 

F-1はハミルトン完勝。フェラーリは王者2台におよばず

【F-1速報】同日12日に、上海インターナショナル・サーキットで行われた2015年F1第3戦・中国GP決勝は、ドライコンディションのなかで、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが56周・305.066kmを走りきり、今季2勝目となる通算35回目のトップチェッカーを受けた。

第1・第2戦とメルセデスとフェラーリが1勝づつを分け合ったが

予選でグリッド最前列を独占したメルセデス。その後方にフェラーリとウイリアムズが並び、今季初のフルグリッド全20台で第3戦はスタート。

ポールシッターのハミルトンが1コーナーでホールショットを奪い、2番手にニコ・ロズベルグ、3番手ベッテルと続き、6番手スタートのキミ・ライコネンが、1週目でウイリアムズ2台を交わして4番手に浮上。

以降トップのハミルトンが順調にトップを快走し、2台のフェラーリは10周を消化した時点で約5秒後方に後退した。最初のピットストップで、トップグループ4台は再び同じポジションでコースへ復帰したものの、2度目のピットストップ時点でロズベルグはしっかり2番手キープに成功していた。

マクラーレン・ホンダは12位・13位で初のダブル完走

一方、ひたすらメルセデスに食らいついてきたフェラーリ勢は勢いを失い、メルセデスが1位・2位態勢に。レース中終始、順調満帆のはずのハミルトンは、レース中一貫してシートが熱くなる問題を抱えていたものの、最後は、ホームストレートでストップしたトロロッソ車の排除でセーフティカーが入ったことで、順当に今季2度目のチェッカーを受けた。

2位以下はロズベルグ、ベッテル、ライコネン。以降単独走行となってしまったウイリアムズのフェリペ・マッサとバルテリ・ボッタスが5位・6位と続き、7位はロータスのロマン・グロージャン。ザウバーの2台に挟まれたダニエル・リカルドが9位。マクラーレン・ホンダは、アロンソが12位、バトン13位で初のダブル完走となった。

順位・ドライバー・ポイント
1位 L.ハミルトン 68
2位 S.ベッテル 55
3位 N.ロズベルグ 51
4位 F.マッサ 30
5位 K.ライコネン 24

順位・チーム・ポイント
1位 メルセデス 119
2位 フェラーリ 79
3位 ウイリアムズ 48
4位 ザウバー 19
5位 レッドブル 13

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