トヨタ自動車株式会社(本社 : 愛知県豊田市、社長 : 豊田章男、以下、トヨタ)は、メキシコに於いてピックアップトラック「タコマ」を生産しているToyota Motor Manufacturing de Baja California(以下、TMMBC)の生産能力を、現在の年間約10万台から6万台以上増強し、2017年末~2018年初めにかけて年間約16万台(3直稼働ベース)に増やす。
今回の能力増強に関わる投資額は約1.5億米ドルで、新規雇用は400名程度を予定している。
今決定にあたり、トヨタの専務役員で北米地域のCEOであるジム・レンツ氏は「北米においてトラックへの需要は加速的に増加している。
そのなかで、既存工場の設備や専門性を活用して能力を増やすことで、適切なタイミングでより素早く市場ニーズに対応することができると考えている。
米国テキサス工場も含めて、現在タコマを生産している工場の現場では、販売店やお客様のために、高品質のトラックを一台でも多く作るべく、日々努力を重ねており、誇りに思う」と語った。
<TMMBC概要>
会社名:Toyota Motor Manufacturing de Baja California,S.de R.L.de C.V.
所在地:メキシコ バハ・カリフォルニア州 ティファナ市
設立:2002年4月
社長:Mike Bafan(マイク・バファン)
年間生産能力
タコマ:約10万台(2018年に約16万台)
トラックデッキ:11.2万台
従業員数:約1,100名(2016年9月時点)