豊田自動織機、2050年CO2ゼロ社会へ向けて「第六次環境取り組みプラン」策定


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株式会社豊田自動織機(本社:愛知県刈谷市、社長:大西 朗、以下、豊田自動織機)は、環境への取り組みの基本姿勢である「グローバル環境宣言※」に従い、地球と調和した豊かな暮らしを実現する社会への貢献を目指している。

そこで3月17日、2050年のCO2ゼロ社会を見据えた2016年度から2020年度までの5年間の活動計画として「第六次環境取り組みプラン」策定を発表した。

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株式会社豊田自動織機が、2005年制定、2011年改定したグローバル環境宣言内容に関して同社が作成した概念図

豊田自動織機は、1993年に第一次環境取り組みプランを策定して以降、環境保全に積極的に取り組んできた。

今年度がその最終年となる同社の「第五次環境取り組みプラン」では、掲げたすべての活動項目において、目標を達成する見通しであると云う。

今回、同社が策定した第六次環境取り組みプランでは、「グローバル環境宣言」で掲げた、4つの柱である(1)低炭素社会の構築、(2)循環型社会の構築、(3)環境リスク低減と自然共生社会の構築、(4)環境マネジメントの推進、をさらに力強く進めるため、以下の基本方針を重点に、豊田自動織機グループとして取り組むとしている。

「第六次環境取り組みプラン」の基本方針

グローバル環境宣言と各項目に於ける取り組み方針
(1) 低炭素社会の構築
・環境性能を極限まで高めた製品技術開発
・低CO2生産技術開発
・導入とクリーンエネルギーの活用

(2) 循環型社会の構築
・廃棄物の資源化による資源枯渇対応の推進
・水のイン・アウト情報を把握し、対応策の立案と対策の推進

(3) 環境リスク低減と
自然共生社会の構築
・環境負荷物質のミニマム化
・織機グループで「緑をつなぐ」の実現に向けた、生物多様性保全活動の推進

(4)環境マネジメントの推進
・グローバル環境マネジメント体制の構築と活動の強化
・単独の意識啓発活動を国内および海外連結子会社に拡大