豊田合成、東レ子会社の製品検査データ書き換え製品への影響を報告


豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、社長:宮﨑 直樹)は12月27日、2017年11月28日に東レ株式会社および東レハイブリッドコード株式会社が公表した製品検査データ書き換え問題について自社製品の影響を報告した。

具体的には、東レハイブリッドコードからの申告内容を基に、自社製品への影響を調査した結果、東レハイブリッドコードから供給される「ホース補強糸」でも検査データの書き換えが行われていることが判明。

結果、製品であるブレーキホース・オイルホース・ラジエータホース・ウォーターホースの一部に使用されていることが分かった。

但し東レハイブリッドコードのデータ書き換えの規格からの外れが軽微であること。当該期間中の当社製品の定期性能試験等で問題が発生していないことから、当面の問題はないと判断したとしている。

また「現在、消費者の皆様の安全・安心を最優先に考え、東レハイブリッドコードが保有していたホース補強糸の過去のデータの中で規格から最も外れた数値をベースにした当社製品の強度の検証や、当該期間中の当社製品の定期性能試験結果と同社の過去のデータを照合し、その影響の有無を再確認することで、お客様規格を満たしていることについて、当社としての更なる検証を進めております」と結んでいる。