2016年SUPER GTシリーズ・GT500クラスに、NSX CONCEPT-GTで参戦中のDrago Modulo Honda Racing(ドラゴ・モデューロ・ホンダ・レーシング/監督:道上 龍)は、2016年開幕戦から武藤英紀選手のパートナーとして活躍したオリバー・ターベイ選手が、来季のフォーミュラEへ参戦することに伴い、牧野任祐(まきの ただすけ)選手の起用を発表した。
牧野選手は、モータースポーツ界で活躍できる若手ドライバーの発掘・育成を目的として本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘、以下、ホンダ)が展開する「Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)」の出身。
2015年に鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)のスカラシップを獲得し、2016年は全日本F3選手権に参戦してきた。
牧野任祐選手のコメント
「国内モータースポーツのトップカテゴリーの一つであるGT500で戦えることをとても嬉しく思っており、今は少しでも早くマシンをドライブしたい気持ちで一杯です。
レベルの高いライバルに囲まれ、自分にとってはとても大きな挑戦になりますが、道上監督やパートナーの武藤選手など、経験豊富な方々のアドバイスをよく聞きながら、自分の強みである「冷静な走り」を皆さんにお見せできるよう、全力でチャレンジしていきます」
道上龍監督のコメント
「この度、オリバー・ターベイ選手に代わり、牧野任祐選手を起用することになりました。
ターベイ選手とは昨年のチーム立ち上げ時から一緒に戦ってきましたが、今回、Formula Eに専念したいという本人の意向を受け、ドライバーラインアップの変更を決断しました。
ここまで一緒に戦ってきてくれたターベイ選手には非常に感謝しており、今後の活躍を期待しています。
牧野選手はHonda育成プログラム出身の若いドライバーですが、F3やF4などでの活躍や、今年のSUPER GT第5戦鈴鹿ラウンド GT300クラスで見せた素晴らしい走りを考慮し、彼を起用することにしました。
牧野選手にとっては初めての舞台になりますが、若手らしくアグレッシブな走りを見せてほしいと思います」
牧野 任祐(まきの ただすけ)選手 プロフィール
生年月日:1997年6月28日(19歳)
出身地:大阪府大阪市
身長:176cm
体重:64kg