ポルシェジャパン、電動車対応の新トレーニングセンター開設へ


ミッションEなど新たなテクノロジーへの対応を目指し2019年1月の完成を目指す

ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都港区 、代表取締役社長:七五三木 敏幸)は5月22日、車両電動化を筆頭とした新時代のテクノロジーに対応可能な人材を育成するための施設として、2019年1月の新トレーニングセンター開設に向けて地鎮祭を行った。

独ポルシェ本社では既存のスポーツカービジネスに加え、ポルシェ初のフル電動スポーツカーであるミッションEとその派生モデルに加え、現行モデルレンジのハイブリッド化とフル電動化。さらに充電インフラとスマートモビリティ開発を含むE-モビリティ全般に対して来る2022年までに60億ユーロを超える投資を予定していると云う。

そこで同社傘下の日本法人であるポルシェ ジャパンでも、未来に向けての投資として2020年に日本導入を予定しているミッションEや現行モデルの電動化に関わる人員育成の投資として、日本国内に新たにトレーニングセンターを開設する。

新拠点は、2002年7月より新横浜駅近くで稼動しているポルシェ ジャパン トレーニングセンターに設けられる。この新トレーニングセンターの開設についてポルシェ ジャパン社長の七五三木 敏幸氏は、「すでに導入されているポルシェ コネクトに代表されるデジタル化、そして約2年後に控えたミッションEの日本導入をはじめとする電動化など、ポルシェを取り巻く環境は我々の想像をはるかに超えるスピードで進んでいます。

ポルシェ ジャパンでは新たなテクノロジーに対応するのみでなく、さらなる将来を見据えた人材を育成するための投資として、新しいトレーニングセンターの開設を決定しました。

これにより今後もポルシェのプロダクトと同様に、最高品質のアフターサービスをお客様に提供することが可能になります」と語っている。

なお最新のポルシェCIに準拠した新トレーニングセンターは5月30日より着工し、2019年1月の使用開始に向けて工事が進められる予定だ。

ポルシェ ジャパン新トレーニングセンター
住所 :神奈川県横浜市港北区新横浜一丁目
延床面積 :1,920㎡ (470㎡)
トレーニングルーム:実習2、座学7 (実習2、座学3)
ベイ数 :リフト4、フラットベイ2 (リフト2、フラットベイ0)
準備室にリフト1、フラットベイ1