バイエルンに50名の従業員を配置してデジタル化を推進
ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr.オリバー・ブルーメ)の子会社のポルシェ コンサルティングGmbHは、ポルシェAGのミュンヘンオフィスの協力を得て、南ドイツでの事業拡大を図る。
これに合わせて50名のポルシェ コンサルティング従業員がミュンヘン市内オリンピック公園北側にあるモーザッハ通りの新オフィスに移動した。
このオフィスは、2018年末までにコンサルタントを80名に増員する予定。主な活動分野には、自動車、自動車用品、機械およびプラントエンジニアリング、航空、金融サービスの各部門が含まれる。
ポルシェAG社長のDr.オリバー・ブルーメ氏は、新オフィスのオープニングセレモニーにおいて、「ポルシェ コンサルティングの強みは、ポルシェとフォルクスワーゲングループの膨大な専門知識を利用することができることです。
ポルシェ コンサルティングが他の業界に適用する多くの戦略は、私達自身がこれまでに経験してきた企業戦略であり、常に最良の結果をもたらしてきたものです」と、その独自性を強調した。
またポルシェ コンサルティングGmbH社長のエバーハルト・ワイブレン氏は、「ミュンヘンは、シュトゥットガルトとハンブルクに続き、1994年に設立されたこの国際経営コンサルタント会社のドイツにおける3番目の拠点となります。
私達はバイエルンの企業と密接な関係を築くことができます。加えて従業員に仕事以外でも最高の機会を提供できる都市を選択することは、雇用主としての訴求力につながります。
ミュンヘンは傑出したビジネスセンターであるだけでなく生活の質の面でも理想的です」と語る。
さらにワイブレン氏は、バイエルン州都のミュンヘンがドイツのデジタル化の最前線であることを以下のように強調した。
「私達はコンサルタントとして、企業がデジタル化により経済の領域で成功を収めるために、自分達の役割を果たしたいと考えます。
多くの長い伝統のある企業が、デジタル化を進めるにあたり、すぐに受けられるサポートを必要としています。
なお新オフィスは、2000年からポルシェ コンサルティングのパートナーを務めるフェデリコ・マグノが統括します。
北イタリア出身のマグノは、2007年から2014年までミラノにあるポルシェ コンサルティングS.r.L.を指揮しました。
急成長中であるポルシェ コンサルティングの売上高は、昨年度に初めて1億ユーロを突破し、2014年の9,020万ユーロから15%増の1億360万ユーロの売上高を計上しました。
ポルシェ コンサルティングはドイツの10社の主要経営コンサルタントのひとつで、産業内比較において最高の結果を達成しています。
『戦略的思考、プラグマティックな行動』の原則に従い、戦略的アイデアの包括的な実施に焦点を合わせています。
この中核アプローチによって、親会社のポルシェAGは世界で最も利益性の高い自動車メーカーとなりました」と述べた。
現在、ポルシェ コンサルティングは、世界中で385名を雇用しており、ドイツの3拠点だけでなく、ミラノ、サンパウロ、アトランタ、および上海へと拡張を続けている。
ポルシェ コンサルティングは、とりわけデジタル化とスマートモビリティなどの分野において、ビジネスと業界に精通した人材を求めていおり、今後、事業の拡大を視野に2016年中にコンサルティングにおけるエキスパートを70名増員する予定となっている。
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