日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)の「セレナ」が、2016-2017日本カー・オブ・ザ・イヤー「イノベーション部門賞」(主催:日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会)を受賞した。
2016-2017日本カー・オブ・ザ・イヤーの最終選考は9日、東京国際交流館にて発表された。
「実行委員会特別賞」の授賞理由は以下の通り。
「比較的手頃な価格により量販されるミニバンにおいて、安全につながる運転支援システム「プロパイロット」を搭載したことは、交通事故のない社会を実現するための一歩として大いに評価できる。また、デュアルバックドアやハンズフリースライドドアなどの装備についてもイノベーティブであると判断した。」
なお「セレナ」ならびに同車に搭載された自動運転技術「プロパイロット」は、2017年次「RJCカーオブザイヤー」および「RJCテクノロジーオブザイヤー」(RJC:特定非営利活動法人日本自動車研究者・ジャーナリスト会議主催)も受賞している。
日本カー・オブ・ザ・イヤーについて
市販を前提として日本国内で発表される乗用車の中から、年間を通じて最も優秀な乗用車を選定し、その乗用車に日本カー・オブ・ザ・イヤーのタイトルを与え、その開発・製造事業者を称えることにより、一層の性能・品質・安全の向上を促すと共に業界発展と地球環境保護、交通安全に寄与することを目的に設立されている。1980年の第一回から数え、本年は第37回目となる。
定められている章典は、以下の通り。
- 日本カー・オブ・ザ・イヤー
最も優れた乗用車一台にのみ与えられる。 - インポート・カー・オブ・ザ・イヤー
日本カー・オブ・ザ・イヤーに日本国産車が選出された場合、最も優れた輸入乗用車一台にのみ与えられる。 - 10ベスト・カー
該当年度における最も優れた10車種の乗用車に与えられる。
部門賞
ノミネートされた全乗用車より、以下の部門賞が与えられる。
- イノベーション部門賞
環境、安全その他の革新技術を、最も持つ乗用車に与えられる。 - エモーショナル部門賞
秀でたデザイン、ドライブ・フィールなどを、最も持つ乗用車に与えられる。 - スモールモビリティ部門賞
最も優れた軽自動車(将来的には超小型モビリティを含む)に与えられる。 - 特別賞
日本カー・オブ・ザ・イヤーとは別に、その年に特別なインパクトを与えた福祉車両、モビリティの発展に貢献した施策/イベント、業界に貢献した功労者などに与えられる。