日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)から平成28年4月14日国土交通大臣に対して、ニッサン セレナ他に該当するバックドアのガス封入式ステーに関するリコールの届出があった。
リコール届出日:平成28年 4月14日
リコール届出番号:3803
リコール開始日:準備でき次第
届出者の氏名又は名称:日産自動車株式会社
取締役社長:カルロス ゴーン
問い合わせ先:お客さま相談室
TEL:0120-315-232
不具合の部位(部品名):車体(ガス封入式ステー)
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
バックドアのガス封入式ステーにおいて、外筒のエンドキャップ部の塗装が不適切なため、早期に腐食するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、腐食が進行し、封入されたガスにより外筒が破損して、当該ステーが車体の外に飛び出し、路上に落下して交通の妨げになるおそれがある。
また、バックドアを開く際に当該ステーが破損すると、周囲の人が負傷するおそれがある。
改善措置の内容:全車両、当該ガス封入式ステーを対策品と交換する。なお交換部品の準備に時間を要することから、暫定措置として、当該ステーを点検し、腐食による板厚低下が認められる場合は、対策品と交換する。板厚低下が認められない場合は、後日対策品と交換する。
不具合件数:5件
事故の有無:無し
発見の動機:市場からの情報による。
自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置:
・使用者:ダイレクトメール等で通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアストライカー付近に№3803のステッカーを貼付する。