日産、「ベスト・グローバル・ブランド」で最も成長した自動車ブランドに


日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は、世界的なブランドコンサルティング会社であるインターブランド社< http://interbrand.com/ >がニッサンブランドを、世界で最も価値のあるブランドのひとつに選定したと発表した。

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発表によると、インターブランド社が発表した「ベスト・グローバル・ブランド」< http://www.bestglobalbrands.com/ >(10月6日)で、ニッサンは2014年の56位から、また、初めてランクインした2011年の90位から、今年は49位にランクアップした。

2011年のニッサンブランドの価値は、38億1,900万ドル(4,583億円)だったが、今回それが90億8,200万ドル(1兆900億円)となり、自動車業界のなかでは、今年最も成長した自動車ブランドとなった。

日産のグローバルマーケティング、ブランドストラテジー担当常務執行役員のルー ドゥ・ブリース氏は、「ニッサンブランドがたった5年で90位から49位へと大幅に躍進したことは、私たちが常に本物であり続ける一方、適切な場所で活動を行い、お客さまと関わり合っているということを示しています。

エキサイティングで革新的なグローバル・ブランドを育てることは、私たち日産の成功にとって欠くことのできないものです」と述べている。

インターブランドのレポートは、日産のブランドの健全さの原動力となっているものの中でも、ミレニアル世代(主に2000年代に成人を迎えた世代)に焦点を当てたニッサンの活動、効果的なスポンサー契約、カスタマイズ仕様車の提供について評価しており、今年も、ニッサンを『トップ』レベルの価値向上ブランドに選定した。

これにより、ニッサンブランドの価値は、昨年の約76億ドル(9,120億円)から19%増の90億8,200万ドル(1兆900億円)となった。

レポートでは、ニッサンが、2015年のUEFA(欧州サッカー連盟)チャンピオンズリーグとのスポンサー契約やNBCの「The Voice」とのスポンサー契約など、若い世代の心を動かすイベントのスポンサーになったことについても評価している。

また、「ジューク・カラー・スタジオ」や、「日産リーフ」のユーザーへのオーナーシッププログラムなどを挙げ、カスタマイズ商品の提供についても評価した。

「ベスト・グローバル・ブランド」はインターブランド社が毎年発行する世界で最も価値の高いブランドに関するレポートである。

インターブランド社では、財務実績を前提に、事業資産としてのブランドの継続的投資、および運営、購買決定過程におけるブランドの役割、ブランドの強み等を調査している。

*為替は便宜上、直近の為替レートである1US ドル=120円としている。