本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘)は8月24日、自社が2018年秋に発表を予定しているスーパースポー「NSX」の改良モデルを、企業の製品ホームページで先行公開した。
2016年8月に発表された2代目NSXは、「人間中心のスーパースポーツ」という初代モデルのコンセプトを継承しつつ、電動化技術との融合により新時代のスーパースポーツ体験(New Sports eXperience)の提供を目指して開発してきたと同社では述べている。
パワーユニットには、高効率・高出力の3モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD®(Super Handling-All Wheel Drive)」を搭載し、エンジンだけでは達成することが難しい高いトルクカープ上のレスポンスを実現。発表から2年弱で約400台の受注を得ている(当初の年間販売計画台数は100台を想定していた)と云う。
製作自体は本田技研が自身で最大販売先として見込んでいる米国に於ける生産車であるが、今回の改良モデルでは同社によると、「人間中心のスーパースポーツ」としてさらなる進化を目指したとしている。具体的には日常からサーキットでのスポーツ走行まで、ドライバーとクルマの一体感が生み出す“操る喜び”をさらに追求したと話している。
ちなみに米国に於ける車両価格は、ベースモデルで15万7500ドル(約1750万円)となっており、旧モデルから1500ドル高となっている。
*上記映像は米国で生産される同型初代NSXの工場風景となる
なお発表に先行してホームページでは、レーシングドライバーの佐藤琢磨選手によるテスト風景などを収録した動画を公開している。先行公開ページアドレスは以下の通り。
https://www.honda.co.jp/NSX/new/
なおNSXの購入サポート並びに商談申し込み等は、全国のNSX PERFORMANCE DEALERで受け付けている。