本田技研工業株式会社（本社：東京都港区、社長：八郷隆弘、以下、ホンダ）傘下のベトナム現地法人、ホンダベトナムカンパニー・リミテッド(Honda Vietnam Co., Ltd. 本社:ビンフック省ハノイ、社長:加藤 稔、以下、ホンダベトナム)は、現地時間2016年9月30日14時50分(日本時間:16時50分)、二輪車の生産が累計2000万台に達したことを記念し、ハナム省にある二輪車工場で式典を行った。
この式典では、記念すべき2000万台目のモデルとして「Air Blade」のラインオフが行われた。
ホンダでは、2000万台の達成は、ベトナムにおけるHondaの二輪事業の重要なマイルストーンであると同時に、同国での長年にわたる事業活動の成果を表すものと述べている。
なお記念式典には、ベトナム共産党中央委員会から政府関係者を招いたほか、ホンダからは、アジア・大洋州本部長の安部 典明氏、二輪事業本部 二輪生産担当執行役員の島原 俊幸氏、ホンダベトナム社長の加藤 稔氏らが出席した。
ホンダベトナムを代表して、加藤氏がベトナム政府ならびにメディア関係者、ビジネスパートナー、そしてベトナムの顧客層に向けて、これまでのホンダブランドへの支援に対する感謝の意を述べた。
ホンダベトナムは、1996年にベトナムにおける二輪車の製造・販売会社として設立され、1997年12月に二輪車の生産を開始した。
設立から20年間にわたり、二輪事業の拡大に伴って生産設備を拡充させ、これまでに3つの二輪車工場のほか、パーツセンターなどのさまざまな関連設備を稼働させている。
ホンダベトナムは事業の成長にしたがって、国内での販売にとどまらず、輸出機能についても強化を進めているほか、よりよい社会を目指し、ベトナムにおける社会貢献活動にも力を入れて取り組んでいると云う。
ホンダベトナムでは「これまで、2008年7月に達成した生産累計500万台をはじめとして、2011年9月には1000万台、2014年3月には1500万台と、多くの節目を祝ってきました。
今回、2014年3月からわずか2年半という期間で、生産累計2000万台を達成できたことになります。
次の新たな節目に向かって、ホンダベトナムはこれからも、お客様の期待を上回るような品質の高い商品を提供し、存在を期待される企業であり続けることで、ベトナムの経済の発展に貢献していきます」とコメントしている。
ベトナムにおける二輪車生産の歴史
1997年12月 二輪車の生産を開始
2008年 7月 生産累計500万台を達成
2011年 9月 生産累計1000万台を達成
2014年 3月 生産累計1500万台を達成
2016年 9月
生産累計2000万台を達成
ホンダベトナムカンパニー・リミテッド(Honda Vietnam Co., Ltd.
設立: 1996年3月
所在地: ベトナム社会主義共和国ビンフック省ハノイ
代表者: 加藤 稔
資本金: 6,290万USドル
出資比率: Hondaグループ合計 70%
事業内容: 二輪車・四輪車の生産・販売およびサービス
生産能力: 二輪車250万台、四輪車1万台
従業員数: 約1万名
販売車種: 二輪車:Super Dream、Wave Alpha、Blade、Wave RSX、Future、Winner、VISION、LEAD、Air Blade、SH、SH mode、PCX、MSX
四輪車:City、Civic、CR-V、Accord、Odyssey