商談シーンで、スバルの「安心と愉しさ」を顧客に提供するためのシステムを導入
富士重工業株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:吉永泰之)は、タブレット端末を活用した商談支援システム「SUBARU Sales Support システム」を、株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立製作所)と共同で構築した。
同システムは2016年8月までに、全国のスバル特約店(44社460店舗*1)で利用を開始する予定。
その内容は、カスタマイズ車両の3D画像の提示と、来店から注文までのワンストップ対応により、商談シーンでもスバルの“安心と愉しさ”を顧客に提供する。
【主な特長】
1.カスタマイズ車両の3D画像の提示で、外観や使用シーンの具体的なイメージを提案。
2.来店から注文までのワンストップ対応を実現。
3.自宅や勤務先、イベント会場など、場所を選ばない提案が可能。
なお、システム構築にあたっては、構想段階において日立の顧客協創活動「Exアプローチ」*2を活用した。
具体的には、セールススタッフへのインタビューや実地調査によるニーズ整理、ロールプレイを活用したワークショップなどを実施し、「具体的なカスタマイズ車両イメージの提示」、「迅速な見積作成」などのセールススタッフのニーズを満たすために必要となる機能や要件を明確にした。
これにより、両社は早い段階で本システムの実現イメージを共有でき、着実な開発、導入につなげることができたとしている。
*1 2016年6月1日現在
*2 Exアプローチ:お客様を深く理解し、課題や問題を一緒に解決しながら、システムを実際に使った際に得られる質の高い経験価値(Experience)と満足感を創り出していく実践活動。
利用者の思いを実現するために必要となるものは何かという「人間中心設計」の視点で蓄積してきた技術やノウハウを提供し、業務価値の向上に必要となる要求事項の整理などを行う。
「SUBARU Sales Support」の具体的特長
1.カスタマイズ車両の3D画像の提示で、車両外観や使用シーンの具体的なイメージを提案。
顧客の要望に応じた条件を入力すると、具体的な見積金額と3D画像によるカスタマイズ車両の外観や使用シーンのイメージが瞬時に表示できる。
画像は360度回転し、さまざまな角度から車両の外観や内装を確認できるほか、市街地からレジャー、アウトドアなど様々なシーンとのマッチングを確認でき、車を手にした後の使用シーンを、臨場感を持ってイメージすることが可能。
2.お客様の来店から注文までのワンストップ対応を実現。
タブレット端末上で商談における様々な業務を行うことが可能。来店から試乗、見積、注文書作成まで、対面で行うことができる。
これにより、従来に比べ、時間の大幅な削減を実現すると共に、顧客からの要望に瞬時に応えられる質の高い提案が実現できる。
3.顧客の自宅や勤務先、イベント会場など、場所を選ばない提案が可能。
持ち運び可能なタブレット端末を活用しているため、店舗内はもちろん、自宅や勤務先、外部のイベント会場など、場所を選ばずいつでも提案を行うことが可能。スバルブランドの体感の場を増やすことに繋げる。
「Exアプローチ」に関するWebサイト http://www.hitachi.co.jp/ex_approach/
問い合わせ先
・富士重工業株式会社
SUBARUお客様センター「SUBARUコール」TEL:0120-052215
・株式会社日立製作所
産業・流通ビジネスユニット エンタープライズソリューション事業部
TEL:03-5471-2267(直通)