オートバックスセブン、平成29年3月期・通期業績予想数値を下方修正


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株式会社オートバックスセブン(本社:東京都江東区豊洲、代表取締役社長執行役員:小林喜夫巳、以下、オートバックス)は10月28日、自社直近の業績動向等を踏まえ、平成28年5月10日に公表済みの業績予想を下記の通り修正した。

【該当する修正期間並びに範囲】
1. 平成 29 年 3 月期第 2 四半期累計期間業績予想数値の修正(平成 28 年 4 月 1 日~平成 28 年 9 月 30 日)autobacs-seven-2017-ended-march-31-the-full-year-earnings-forecasts-revised-downward20161028-1

2. 平成 29 年 3 月期通期業績予想数値の修正(平成 28 年 4 月1日~平成 29 年 3 月 31 日)autobacs-seven-2017-ended-march-31-the-full-year-earnings-forecasts-revised-downward20161028-2

3.第 2 四半期累計期間業績予想修正の理由
第 1 四半期に於いて、スタッドレスタイヤからノーマルタイヤへの履き替え需要の低迷。
さらに軽自動車販売台数の不調の影響などによって、車内アクセサリー類、カーナビゲーション、タイヤなどの売上が減少した。

これを踏まえ同社は、第2四半期についても、引き続き厳しい事業環境が続くという想定のもと、売上高の向上、売上総利益率の改善や経費の見直しなど、収益の改善に努めてきた。

しかし市場環境の低迷に対して著しい効果を上げることが叶わず、第 2 四半期累計期間に於いて売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益が、期初予想を下回る見込みとなった。

4.通期業績予想修正の理由
同社では今後の事業環境について、全般的に軟調な消費動向が継続すると見ている。

一方で第3四半期以降、国内に於ける車検対象の車両が前年比で増加する見込みであると想定。

さらに昨年の暖冬の影響によるスタッドレスタイヤ、チェーンなど冬季商品の需要が回復するものと予想し、第 2 四半期累計期間との比較では、消費動向はやや好転するものと想定していると云う。

上記を踏まえ、下期の業績予想については、販売強化に向けた費用を投下することによって店舗売上の拡大を図り、さらに粗利率の向上策、経費の見直しを実施。収益の改善を目指していく構え。

但し平成29年4月に予定されていた消費税率の引き上げの延期が決定されたことを受け、期初に見込んでいた駆け込み需要に伴う売上、利益の増加分を見直したことなどにより、下期の業績は期初予想を下回る見込み。

このことを踏まえ、第 2 四半期累計期間の業績予想を加算し、通期の売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益に関しては期初予想を下回る見込みとした。