アウディAG(本社:ドイツ・バイエルン州インゴルシュタット、取締役会長:ルパート・シュタートラー、以下アウディ)は5月25日から5月30日まで、ドイツ・インゴルシュタットにあるアウディフォーラムの会場で「アウディレイトライトショー」を開催した。その映像表現の一端は、同記事で引用したYouTube動画を閲覧されたい。
https://www.youtube.com/watch?v=7MLZwAAOqRw
ちなみに、このイベントは、来る6月2日に予定されているアウディブランドの新たなデザインアイコンである「Audi A5 Coupe´」のワールドプレミアを祝うもの。
6日間に亘って、美しい光のアートが、そのアンヴェールを華やかに演出する。
具体的には、5月30日までの開催期間中に毎日2回、大規模なプロジェクションマッピングによるライトショーが行われた。
また、この「アウディレイトライトショー」には、一般のアートファンを筆頭に、アウディ従業員やその家族に至るまで、誰もが広く参加できるイベントとなっている。
そしてアウディフォーラム会場は、この期間、55台のビデオプロジェクターによるプロジェクションマッピングによって、約 10分間のアート作品へとその姿を変えた。
https://www.youtube.com/watch?v=1FmogqHbdPg
このライトショーを作り上げたのは、コンピューターグラフィクスとサウンドにより、これまでにないビジュアルリアリティを作り上げ、数々のアワードを受賞しているハンガリーのアーティスト集団「Maxin10sity」である。
そのメイキング動画の一部は、同記事の通りである。
アートとテクノロジーを見事なまでに融合させる彼らのパフォーマンスは、技術による先進を掲げる自社のクルマ作りとも共通する部分も多いとアウディは云う。
なおイベントは、25日夕方のオープニングイベント「サマーサウンド」からスタートし、10日にかけて開催されるインターナショナルショートフィルムフェスティバル「20mimmax」のプレイベントも行われている。
さらに29日からは、アウディのオーナーズクラブメンバーが所有するクラシックカー&コレクティブルカーもこの会場に集結した。
また「アウディレイトライトショー」と並行し、アウディミュージアムによる特別展「ダイナミックスカルプチャー The Tradition of Sportiness and Elegance at Audi」も開催される。
この催事には、Audi A5 Coupe´のワールドプレミアにあわせ、会場には歴史的クーペ 12台が展示された。
具体的には、1937年に製造されたホルヒ 853のクーペから、 DKWモンツァ( 1956年)、アウトユニオン 1000 Sp(1958年)。
さらに Audi Coupe´ GT(1980年)や Audi quattro(1981年)。そして 1998年にデビューを果たした Audi TTの初期モデルも会場に展示。こちらの特別展は、9月18日までの開催となっている。