9月8日(土)~9日(日)の日程で、2018年・全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦(主催:株式会社日本レースプロモーション)の決勝レースが岡山国際サーキット(1周:3.703km)で行われ、関口雄飛選手(イトウチュウエネクス チーム インパル)が、2017年のスポーツランド SUGO大会以来の通算4回目、ポールトゥウインで今季初優勝を遂げた。
決勝は、昨日から降り続く雨により、周回数を54周、レース時間を70分に短縮したレースフォーマットにて、ウエットコンディション、セーフティーカー先導でスタートした。
レースは7周に入ったところで、路面の水量が多いために赤旗中断となる。その後のレース再開でセーフティーカーが入った直後の13周目、小林可夢偉選手(カロッツェリア チーム ケーシーエムジー)が関口選手に猛烈なアタックをかけ、ノーズを破損しながらも首位を奪う。
しかしその後、22周目トム・ディルマン選手(ウオモ スノコ チーム ルマン)と福住仁嶺選手(チーム・ムゲン)の同時コースアウトによりセーフティーカーが再度導入され、26周目終わりでリスタートに。
この際、小林選手がダブルヘアピンでコースオフを喫し、関口選手にトップを明け渡す。この後、福住選手がスピンによりコース上でストップ、再びセーフティーカーの導入となり、34周目を終えたところで、レース時間の70分を迎え、関口選手の優勝が決定した。
結果、同大会はレース距離が75%に達しなかったため、1位から8位までの選手にはハーフポイントが与えられた。このためニック・キャシディ選手(コンドー レーシング)は5位で2ポイントを追加し29ポイントでランキングトップを守り、石浦宏明選手(ジェームス ピーエムユーセルモインギング)は7位フィニッシュで1ポイントを獲得し2位に浮上。今回10位の山本尚貴選手(チーム・ムゲン)がシリーズランキング3位につけている。
この状況下で次戦はシーズン最終戦に突入する。第7戦 鈴鹿サーキット大会は、10月27日(土)に予選、28日(日)に決勝レースが開催される予定だ。