三菱自、新型SUV「デスティネーター」をベトナムで発売

三菱自動車工業(本社:東京都港区、代表執行役社長兼最高経営責任者:加藤隆雄)は12月1日、ベトナムで新型ミッドサイズSUV「デスティネーター(DESTINATOR)」の販売を開始した。今後は、他のアセアン地域や、南アジア、中南米、中東、アフリカへも展開を予定しており、最終的には約70カ国に順次投入する計画という。

*ホーチミンで開催された『デスティネーター』発表会、左からMMV社長 柳川智樹氏、セールス&マーケティング本部 副本部長レ・ミン・ヴー氏

同社によるとデスティネーターは、「The Confidence Booster for Energetic Families(いきいきとした家族が自信を持って一歩踏み出せるよう後押しするSUV)」を商品コンセプトに開発し、3列シートレイアウトでゆとりあるスペースを確保した7人乗りのミッドサイズSUVであるとしている。

その車名は、ドライバーや一緒に過ごす大切な家族が新たな目的地(destination)へ踏み出す後押しをしたい、という想いを込めて名付けられ、力強く爽快な加速性能とさまざまな路面や天候で安全・安心の走破性を特長としている。

同車発表会でミツビシ・モーターズ・ベトナム・カンパニー・リミテッド(以下MMV)社長の柳川智樹氏は、「MMVは30年以上にわたり着実な成長を遂げてきました。

近年では『エクスパンダー』や『エクスフォース』が多くのお客様からご好評をいただいています。SUVの力強さとMPVの快適性を融合した新型『デスティネーター』が、家族全員で快適に冒険を愉しみたいというベトナムのお客様のニーズに寄り添える存在となることを、心から願っています」と述べた。

また加えて「『デスティネーター』は、本年7月にインドネシアで販売を開始しており、本年度内の販売目標台数1万台を上回る、約1万2千台を約4カ月で受注する好調な立ち上がりを見せています。

更に11月20日にはフィリピンでも販売を開始し、今回のベトナムへの投入とあわせ、アセアン地域でのさらなるシェア拡大を目指します。

また、『デスティネーター』は、ベトナムデザイン協会が主催する、VMARKベトナム・デザイン・アワード2025の「ベスト・インダストリアル・プロダクト・デザイン」カテゴリーに於いて金賞を受賞しました。同賞を受賞するのは、2023年の『エクスフォース』、2024年の『トライトン』に続く3度目となります」と結んだ。

 
 




 
 

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