2025年ロサンゼルス・オートショー®（ロサンゼルスオートショー＆オートモビリティLA）のチケットの販売が7月22日（米国・東部標準時）から開始された。 開催期間は2025年11月21日から30日まで、ロサンゼルス・コンベンションセンターで開催される。

世界で最も影響力のある自動車イベントと謳うロサンゼルス・オートショーは、1世紀以上に亘り、自動車文化、自動車メーカーのイノベーション、ドライビング体験が愉しめるイベントとして今年も開かれる。

そんなロサンゼルス・オートショーの源流は、1907年1月21日～27日、グランド通りのモーリーズ・スケートリンクで開幕した自動車ショーに遡る。

開幕日の午後8時、当時のロサンゼルス市長アーサー・C・ハーパー氏が登壇した開会式で3,000人以上の観客を迎えた。

この自動車イベントは、西海岸で初めて開催された自動車ショーで、シカゴ以西では最大規模のショーとなり、マクスウェル、パールレス、オーバーランド、ポープ・トレド、ホワイト、フォード、キャデラックなど46社の全米自動車メーカーが99台の車両を展示した。

また、電気自動車2台とフランス車のダラックも展示された。結果、初開催にあたって想定以上の来場者数と関心の高さから、ショーは1日延長されたという。

以来、現在に至るまで、ロサンゼルス・オートショーは世界で最も影響力のある自動車イベントのひとつとして、毎年ロサンゼルス・コンベンションセンターで開催され、ロサンゼルス市に数億ドルの経済効果をもたらしてきた。また、ロサンゼルス・コンベンションセンターにとって最大の収益源であり続けている。

主宰団体ANSA Productionsで会長を務めるテリー・トーニーズ氏は、「ロサンゼルス・オートショーは、地球上のどこにもない、モビリティの未来とドライビングカルチャーが一堂に会する空間を創造することで、常に自動車産業界をリードし続けてきました。

今年は、これまで以上にご参加頂き易いよう、チケット価格を引き下げ、車、文化、イノベーションを愛する全ての方を歓迎できるよう、より充実した体験をご用意しました。

人気モデルから最新のEVまで、このショーでは最新モデルに触れ、感じ、比較することができます。次の車を探している方も、何よりも美しい車を唯々眺めたいという方も、LAオートショーは毎年恒例のイベントでしか味わえない魅力をお届けします」と述べた。

全ての展示会場への入場と試乗体験が含まれるチケットは、laautoshow.com/ticketsで販売中。その概要は以下の通り。

オープン日金曜日（11月21日）：大人18ドル、シニア8ドル、子供8ドル
毎日一般入場券：大人25 ドル、シニア12 ドル、子供12 ドル
月曜日～木曜日（11月24日～27日）：大人22ドル、シニア10ドル、子供10ドル
VIP優先入場+土日チケット：大人45ドル、シニア22ドル、子供22ドル
水曜日/木曜日の感謝祭ファミリー4パック：63ドル

なおプレスと業界向けイベントとして併催されるオートモビリティLA®は、 2025年11月20日に開催され、自動車およびテクノロジー業界に焦点をあてたプログラムが予定されている。

またLAオートショーは、感謝祭を含む2025年11月21日から30日まで一般公開され、自動車愛好家、家族、未来志向のファンが自動車のデザイン、文化、技術革新を体験できる10日間を提供すると結んでいる。