ヤマハ発動機株式会社(本社:静岡県磐田市、社長:柳弘之、以下、ヤマハ発動機)は6月9日、 幅広いユーザーがスポーツドライビングを楽しめるパドルシフトチェンジシステムを備えたROV(Recreational Off-highway Vehicle)2人乗りピュアスポーツモデルの新製品「YXZ1000R SS」を、2016年7月から北米市場などで発売する。
生産は米国のグループ会社Yamaha Motor Manufacturing Corporation of America(YMMC)で行われる。
ROVは、北米を中心に、業務用途やレクリエーショナル、スポーツまで幅広い市場と高い需要がある。同社は、マルチパーパスモデル「VIKING」、「VIKING VI」、レクリエーショナルモデル「Wolverine」に加え、昨年9月には、シーケンシャルマニュアル5速トランスミッションを採用したピュアスポーツモデル「YXZ1000R」を導入、ROVのラインアップを年々拡充している。
「YXZ1000R SS」は、「YXZ1000R」をベースに、ハイレベルなスポーツ走行を幅広いお客さまに提供するモデルとして開発したニューモデルである。
主な特徴は、1)モーターサイクルでも装備されているYCC-S(Yamaha Chip Controlled Shift)でクラッチペダル操作を省略し、ハンドルを握ったまま変速操作が可能なパドルシフト採用のクラス初5速スポーツ・シフト(SS)マニュアル変速機、2)「ドライブ」「リバース」「ニュートラル」のギアチェンジをスムーズに行える電動ギアセレクターなどがある。
スタンダード仕様の「YXZ1000R SS」に加え、特別塗装や前後サスペンションにFOX社製の2.5 Podium X2 Shocks®を採用した上級仕様の「YXZ1000R SS SE」も設定した。
名称:「YXZ1000R SS」
発売月 :2016年7月
メーカー希望小売価格 :標準仕様:20,599USドル
SE仕様:22,399USドル
販売計画 10,000台(発売から1年間/米国/2仕様合計)