トヨタ自動車株式会社(本社:愛知県豊田市、社長:豊田章男、以下、トヨタ)は、2016年5月18日(水)~7月14日(木)のうち21日間、同社施設「トヨタ会館」(愛知県豊田市)において幼児向け交通安全教室「トヨタセーフティスクール」を開催する。
この「トヨタセーフティスクール」は、交通社会の入口に立つ幼児に、横断歩道の正しい渡り方など交通ル―ルの基本を学んでもらうことを目的とし、1975年より毎年開催しており今年で42回目。
その内容は、交通安全劇やクイズなどにより、楽しみながら交通ルールを学ぶと共に、映像を観ながら身近にある危険について考えるもの。昨年までに延べ3,572園、255,811人が参加し、恒例の交通安全啓発活動として地域に定着している。
同社の豊田章男社長は、「この活動は1975年当時、急増していた幼いお子さんの事故を未然に防ぐことが、自動車メーカーの社会的責任との思いから始まりました。
その後40年以上にわたり、大切な活動として継続してまいりました。
年長園児の皆さんは、来年の春には、ひとり歩きを始めます。みんなで安全に道路を歩けるようになって、元気よく小学校に通っていただきたいと思います。
これからも、地域の皆様から笑顔をいただけるよう、社会貢献活動を通じて『いい町・いい社会』づくりのお手伝いを続けてまいります」と述べた。
トヨタは、「交通事故死傷者ゼロの実現」に貢献するためには、「より安全な車両・技術開発」、「交通環境整備への参画」、「人に対する交通安全啓発活動」の3分野からの取り組みを強化していくことが必要と考えており、本年も引き続き交通安全キャンペーンなどの交通安全啓発活動を積極的に実施していく構えだ。
トヨタセーフティスクール概要
場所 :トヨタ会館 大ホール(愛知県豊田市)
開催日 :5月18日(水)~7月14日(木)のうち21日間
(5/31~6/17、6/29~30、7/6~11、13、土日を除く)
参加園 :豊田市、岡崎市、日進市、みよし市、東郷町の保育所・幼稚園・こども園・会社託児所全98園
対象者 :年長園児 約4,300名
プログラム詳細は以下の通り
09:30~10:00
トヨタ会館展示場見学
10:10~10:20
音当てクイズ クラクション等、街中にある交通に関する音を流し、危険を知らせる音について学ぶ。
10:20~10:35
交通安全劇 トヨタの交通安全キャラクター「あんぜんマン・あんぜんレディ」「クック」が登場し、一般道で起こり得る様々な危険を予知しながら、より安全な歩行について考える。
10:35~10:55
横断歩行練習 信号機を使用し周りの安全を確認して渡る練習をする。
11:00~11:10
記念撮影 キャラクターと一緒に記念撮影