トヨタ自動車、地震直後の通行可能ルートの目安を示す「通れた道マップ」を公開


4月14日21時26分頃に、熊本県益城町で震度7を観測する地震が発生した。

明けて4月15日1時現在に於いて、複数の家屋が倒壊した情報、並びに火災も発生している。余震も続いており、当地では住民の避難が続いている。

これを受けてトヨタ自動車は4月14日午後11時30分、地震発生地域周辺を、自動車で走行するドライバーに向けて「通れた道マップ」を公開している。< http://www.toyota.co.jp/jpn/auto/passable_route/map/ >

この通れた道マップ(とおれたみちマップ)とは、大規模地震などの災害発生に伴う通行可能道路を、実際の車両走行実績データを元に地図上に示したもの。

プローブカーデーターこと、フローティングカーデーターを用いて、インターネット上の地図サービス上に自動的に通行実績を描出するシステムである。

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大規模災害発生後の通行可能ルートを、実際の自動車の通行実績データを元に、多くの人が閲覧可能な状態で示し、被災地での避難や救援のための移動を支援する。

なお地震の映像については4月15日1時現在、手元にテレビ受像機がない環境に於いても、NHKが関連ニュースのインターネット配信を実施している。< http://www3.nhk.or.jp/news/live/ >

併せて同日時に於いて、NTTドコモ< https://www.nttdocomo.co.jp/ >、au・KDDI< http://www.kddi.com/ >、ソフトバンク< http://www.softbank.jp/mobile/service/dengon/ >は、「災害伝言板」と、「災害用音声お届けサービス」を提供中。

グーグルも「Googleパーソンファインダー」< https://www.google.org/personfinder/japan >上で、安否情報を登録・確認できる用意がなされた。

同じ日時に於いてLINEは、固定電話や携帯電話に発信できる「LINE Out」機能で日本国内の番号への発信を1通話あたり最大10分まで無料化中だ。

政府は同日夜、首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置した。道路環境では、九州自動車道や南九州自動車道などの一部で通行止めとなっている。道路が隆起して、熊本県内では数百台が立ち往生している。

その他、自動車関連でホンダは、熊本県内の2輪車生産工場の稼働を14日の夜から停止した。15日午後までの稼働停止を決定済。以降の稼働は、地震の被害状況を見て判断するとしている。

トヨタ「通れた道マップ」
http://www.toyota.co.jp/jpn/auto/passable_route/map/

気象庁・防災情報トップ
http://www.jma.go.jp/jma/menu/menuflash.html

同・携帯端末向け防災情報提供サービス一覧
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/info/keitai.html

国土交通省・防災情報提供センター(携帯電話最適化)
http://www.mlit.go.jp/saigai/bosaijoho/i-index.html

ニコニコ実況ちゃんねる(地震情報ライブ配信)
https://www.youtube.com/watch?v=MpV7epyOAGo