富士通株式会社(注1)(以下、富士通)、富士通テン株式会社(注2)(以下、富士通テン)は、10月5日(月曜日)~9日(金曜日)にかけてフランスのボルドーで開催される「第22回ITS世界会議ボルドー2015」に共同で出展する。
第22回ITS世界会議ボルドー2015では、「ヒューマンセントリックなインテリジェントモビリティの実現」をテーマに、位置情報活用クラウドサービス「FUJITSU Intelligent Society Solution SPATIOWL(スペーシオウル、以下、SPATIOWL)」や、クルマ・走行環境・ドライバーなどの情報を収集する「Mobility Recorder」、ドライバーの視線検出などの「ヒューマンセンシング技術」を組み合わせた、クルマ社会における富士通グループのICTソリューションの取り組みをご紹介していくという。
注釈
(注1)富士通株式会社 本社:東京都港区、代表取締役社長:田中達也。
(注2)富士通テン株式会社 本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:山中明。
(注3)株式会社富士通研究所 本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:佐相秀幸。
【出展概要】
■日時:2015年10月5日(月曜日)~10月9日(金曜日)
■出展場所:ブースNo.E48 Japan Pavilion内 富士通コーナー
■テーマ:ヒューマンセントリックなインテリジェントモビリティの実現
■展示内容
1.インテリジェントモビリティを支える位置情報活用サービス
「SPATIOWL」によるリアルタイムな位置情報を活用したサービスをご紹介していく。
・人や交通機関のリアルタイムな位置情報活用
都市の交通機関における人やクルマなどの位置情報をリアルタイムに蓄積・解析し、気象やイベントなどの外的要因による変化を予測した最適な交通管理施策の検討や、警備員の配置指示、周辺施設によるマーケティングなどへの活用について紹介する。
・簡易道路管理サービス
パトロールカーなどの車両からのプローブ情報や交差点に設置されているカメラの画像分析による交通情報の生成・提供による、スピーディでコストを抑えた交通状況の見える化を実現する都市道路管理のサービスをご紹介する。
・マルチモーダルルート案内サービス
歩行者や自転車利用者が電車・バスなどの公共交通機関を使って都市を移動する際の、出発地から目的地までの快適なルートを提供し、公共交通の利用を促進するサービスをご紹介する。
2. ヒューマンセントリックなインテリジェントモビリティを実現する車載基盤技術
「情報を駆使し、人に働きかけ、行動を促す」ことで、より安全で自由で快適なモビリティ社会に貢献する技術をご提案する。
・Vehicle ICTによるヒューマンセントリックなクルマの構想
クルマの情報がクラウドにつながることにより、安心・安全・簡単・便利で、人に合わせて進化するクルマの実現構想をご紹介していく。
・Mobility Recorder
クルマ、走行環境、ドライバーの情報を常時収集し分析することで、様々な予測やサービスを実現するクルマのIoT基盤をご紹介していく。
・ヒューマンセンシング技術(視線検出)
株式会社富士通研究所(注3)が開発したドライバー向け視線検出技術を活用して、安心・安全に貢献するクルマのインターフェースとクラウドサービスをデモンストレーションにより体験を提供していく。
【「第22回ITS世界会議ボルドー2015」開催概要】( http://itsworldcongress.com/ )
テーマ “Towards Intelligent Mobility – Better use of space”
「宇宙技術で広がる未来のITS」
主催:ERTICO – ITS EUROPE, TOPOS
会期:10月5日(月) 18:45 ~ 20:00
10月6日(火) 9:00 ~ 19:00
10月7日(水) 9:00 ~ 19:00
10月8日(木) 9:00 ~ 19:00
10月9日(金) 9:00 ~ 14:00
会場 Congre et Expositions de Bordeaux ( http://www.bordeaux-expo.com/ )