ヴァレオ、CES2018で自社最新イノベーションを披露


自動車部品サプライヤーの仏・ヴァレオ(本社:フランス・パリ、CEO:ジャック・アシェンブロワ /Jacques Aschenbroich)は、今年で5年連続の出展となる2018年のCESで、電動化・自動運転・デジタルモビリティの自社に於ける最新イノベーションを発表した。

今回、ヴァレオは世界初公開のテクノロジーとして、従来の高電圧ソリューションに比べて経済性を20%向上させる新しい低電圧(48V)フルEVデモカーを出展。

このソリューションは、2人乗りのコンパクトカーなら航続距離100km、最高時速100kmと、都市部での運転に適していると云う。

またフランスのエンジニアリング会社NavyaがCESで発表する世界初のロボタクシーAutonom Cabの中核もヴァレオが担っているとする。

このフル電動でドライバーレス車は、ヴァレオのSCALAレーザースキャナーが7台搭載されており、同装置は乗用車向けに特化して設計され、初めて量産化された現時点で世界唯一のLiDARスキャナーであるとしている。

併せてヴァレオは、個々の乗員の体調や室温に対する感じ方に応じて、いつでも車室内のどこにいる乗員にとっても最適な空調を実現する新たなシステムも出展した。

このシステムはドライバーの気分を感知し、疲労度や緊張の状態に応じて、覚醒あるいはリラックス効果のあるフレグランス、イオンを放つもの。

なお今展示の各技術の詳細はプレスキットに詳しく紹介されている:https://prtimes.jp/a/?f=d4446-20180109-5431.pdf