SUBARU、タカタ関連の特別損失の計上と業績予想の修正を発表


株式会社SUBARU(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:吉永泰之)は、2018年3月期第2四半期連結決算に於いて特別損失を計上。そして2017年8月3日に公表した2018年3月期第2四半期(累計)ならびに通期連結業績予想も修正した。

この特別損失計上の理由は、同社が2017年6月26日付に公表した「タカタ株式会社の民事再生手続き開始の申立てに伴う影響」に関して、旧タカタの民事再生手続開始申立てが、上記公表以降になって東京地方裁判所で受理されたこと。

およびTK HOLDINGS INC.(米国)が、アメリカ合衆国連邦倒産法第11章(Chapter 11)手続の申請を行ったことで、SUBARUの求償債権等が原則的に取り立て不能の見込みとなったため。

SUBARUは、乾燥剤が入っていないタカタ製エアバッグインフレータに関する市場措内容を既出しており、その品質関連費用として、2017年3月期現在、約735億円を未払計上していた。

併せて今後2018年3月期以降、エアバッグ関連の未届出分の措置に関して、今後発生が見込まれる付随費用等を精査して今回届出をした。

結果、SUBARUのタカタへのエアバッグ品質ら関わる求償債権等の合理的な見積もりが完了。2018年3月期第2四半期連結決算において、エアバッグ関連損失引当金として813億円(税引後565億円)の特別損失を計上した。

業績予想の修正
(1)2018年3月期第2四半期(累計)連結業績予想数値の修正(2017年4月1日~2017年9月30日)

(2)2018年3月期通期連結業績予想数値の修正(2017年4月1日~2018年3月31日)

(3)修正の理由
上記のとおり特別損失の計上によるもの。なお、第2四半期(累計)ならびに通期の連結業績予想の前提となる為替レートは、前回公表と変わらず、以下としている。

・第2四半期(累計):1米ドル110円、1ユーロ120円
・通期:1米ドル110円、1ユーロ120円