ソフトバンク株式会社(本社：東京都港区 代表取締役社長 兼 CEO：宮内 謙 以下、ソフトバンク)は8月16日、ノキアソリューションズ＆ネットワークス株式会社（本社：東京都港区、CEO：ジェジュン・ウォン）と、4.5GHz帯を使用した5Gの商用サービス運用に向けた実証実験に関わる契約を締結した。
ソフトバンクは、5G向け候補周波数帯の実験局免許を2016年8月に取得し、既に5G要素技術を実装した実証実験装置を用いた超高速ブロードバンド通信・超低遅延通信などの検証を実施している。
これを踏まえ今契約に基づき、空間分割技術（帯域空間を多重化することで伝送容量を増やす）をより商用ネットワークに近い環境で用いて、さらに高速で快適な通信として提供するべく、その実証実験を新たに実施していく予定としている。
なお、既にZTEコーポレーションとも、4.5GHz帯を利用した都市部での5Gの実証実験に関する契約は締結。
ZTEコーポレーションとは、5Gに先行して商用サービスを開始しているMassive MIMOの稼働実績に基づき、5Gネットワークでの提供に向けた実証実験や検証などを新たに実施する予定。
ソフトバンクは、これらの実証実験を通じて5Gの導入に向けたノウハウを蓄積し、2020年頃の商用サービス開始を目指す。