にしてつグループ、国産電気バスを導入

2050年カーボンニュートラル達成に向けた取り組みを加速

西日本鉄道(本社所在地:福岡県福岡市博多区、代表取締役社長:林田 浩一)は5月19日、アイランドシティ自動車営業所(福岡市東区)に国産電気バスを1台導入し、5月24日(土)よりアイランドシティ~天神間で営業運行を開始する。

同社グループでは、政府が掲げる「2050年カーボンニュートラル達成」に向け、中古のディーゼルバスをEV化した「レトロフィット電気バス」を2020年以降、51台導入するなど脱炭素化の実現に向けた取り組みを推進してきた。

今回導入する車両は、いすゞ自動車が開発した国内初のBEVフルフラット路線バス「エルガEV」。

BEV化による環境対応に加え、車内前部から最後部まで段差のないバリアフリー構造で、利便性や安全性が向上している。なお、同車両は現在開催中の大阪・関西万博でシャトルバスとして採用されており、九州では初導入となる。

西日本鉄道グループでは、2030年度までにグループ全体の約1割にあたる約250台の電気バスを導入予定という。今後も地球に優しい車両の導入を通じて、カーボンニュートラルの達成に貢献していくと話している。

(参考)西鉄グループが保有する電気バスについて

BEWフルフラット路線バス「エルガEV」の導入について
運行開始:2025年5月24日(土)
運行区間:アイランドシティ~天神間
導入台数:1台
導入営業所:アイランドシティ自動車営業所(福岡市東区香椎照葉五丁目1番9号)
定員:68名
特徴:
・バリアフリー構造(低床・フルフラット化)により、利便性や安全性が向上
・電気バスならではの低騒音・低振動により、快適性が向上