アール・シー・アイ・バンクアンドサービス、オランダで販売金融サービスを共同提供
三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、取締役CEO:益子修 以下、三菱自動車)傘下のオランダ現地法人ミツビシ・モーター・セールス・ネザーランドと、ルノーグループのオランダでの販売金融会社であるアール・シー・アイ・フィナンシャルサービスは2月5日オランダ当地に於いて、相互の協業会社ミツビシ・モーターズ・フィナンシャル・サービス(MMFS)を立ち上げると発表した。
この新たな協業は、アール・シー・アイ・フィナンシャルサービスにより、オランダで三菱自動車を購入するお客様へ幅広い金融サービス・商品を提供し、三菱自動車の成長継続を支える。
両社はこの協業を介して来る2020年までに、オランダで三菱自動車を購入する顧客のうち20%へ金融サービス・商品シェアを確保することを目指す。
これにより今後、すべての金融サービス・商品は、ミツビシ・モーターズ・フィナンシャル・サービス(MMFS)ブランドとして、アール・シー・アイ・フィナンシャルサービスにより提供されることになる。
具体的には、オランダで三菱自動車を購入する顧客向けに、自動車ローン、長期リース、そして自動車保険や車両メンテナンス契約など、幅広い金融サービス・商品を提供していく構え。
なお同協業は、三菱自動車がルノー・日産アライアンスに参加してから初めてのルノーグループとの提携となる。
また、今回のルノーグループとの協業による欧州でのMMFSの展開は、豪州、ニュージーランド、カナダ、そしてタイでの日産自動車との協業による三菱自動車を購入する顧客向け販売金融サービスに続くものとなった。
このオランダでの新たな協業の開始にあたり、三菱自動車の池谷光司CFOは、「世界中の我々のお客様の信頼とロイヤルティを築き上げていくためには、欧州に於いて魅力的な商品ラインアップと共に幅広い金融サービス・商品を提供していくことが重要です。
それは、三菱自動車の成長目標達成のためのより重要な役割を担うことになっていくでしょう」と述べた。
一方、アール・シー・アイ・バンクアンドサービスのジャンルカ・ディ・フィッチーCEOは、「アール・シー・アイ・バンクアンドサービスはアライアンスブランドのすべてのお客様の自動車購入をお手伝いできることを目指しています。
我々はオランダにおける三菱自動車のさらなる成長を支えます」とコメントしている。