マツダ株式会社(本社:広島県安芸郡府中町、社長:小飼雅道 以下、マツダ)は、『マツダ フレアワゴン』『マツダ フレアワゴン カスタムスタイル』を全面改良し、全国のマツダの販売店を通じて2018年2月8日より発売する。
今改良では、全高を高くするだけでなく、より広く、大きく見える工夫をしながら個性や遊び心を表現したデザイン。
低床で開口を広くした乗り降りがしやすい後席両側スライドドア、大きな荷物の出し入れをしやすくした荷室など、軽ハイトワゴンとしての『フレアワゴン』『フレアワゴン カスタムスタイル』の特徴である、広い室内空間、優れた乗降性と快適性が確保された。
また個性的なデザインや豊富なカラーバリエーション、安全性能の強化などにも注力した。
また、全機種に「マイルドハイブリッド」を搭載、JC08モード燃費30.0km/L(「HYBRID XG」2WD車)を達成している。
さらに、前進時の衝突回避・被害軽減をサポートする「デュアルセンサーブレーキサポート」に加えて、マツダの軽自動車で初めて、後退時の衝突回避・被害軽減をサポートする機能を全機種に標準搭載するなど安全性能を強化。
新型『フレアワゴン』『フレアワゴン カスタムスタイル』は、全機種が経済産業省や国土交通省などが普及啓発を推進する「安全運転サポート車」の「サポカーS・ワイド」に該当させている。
新型「フレアワゴン」「フレアワゴン カスタムスタイル」の概要は以下の通り
デザイン
(フレアワゴン/フレアワゴン カスタムスタイル共通)
フードの高さを上げて、フロントガラスを立てて大きさを表現。ベルトラインを高くして、ボディの厚みを強調。
スーツケースをモチーフとした水平ラインをボディサイド上下や助手席インストルメントパネルに施して、遊び心を演出。
ボディカラーは、新色「オフブルーメタリック」「チアフルピンクメタリック」「ブレイブカーキパール」の3色を含む、全9色を設定。(フレアワゴン)
スーツケースのバックルやジッパーをモチーフとしたフロントグリルで、楽しさや広がり感を表現。
ボディカラー「オフブルーメタリック」または「チアフルピンクメタリック」に、ホワイトルーフを組み合わせた「2トーンルーフパッケージ」を「HYBRID XS」に設定。
ブラック基調にアイボリーのインストルメントパネル、アクセントに赤を使用したインテリア。「HYBRID XS」の「2トーンルーフパッケージ」装着車は、ベージュ内装を採用。(フレアワゴン カスタムスタイル)
大型フロントメッキグリルやLEDヘッドランプ・フロントフォグランプを採用、カスタムスタイルらしい、迫力と存在感を表現したフロントフェイス。
ブラックパールやメッキパーツを施した、上質さと精悍さを表現したブラック基調のインテリア。
ボディカラー「ピュアホワイトパール」にブラックルーフを組み合わせた特別塗装色「ピュアホワイトパール2トーンカラー(ブラックルーフ)」を「HYBRID XS」「HYBRID XT」に設定。
乗降性、快適性
先代モデルより、スライドドアの開口幅と開口高を拡大して、後席の乗降性を向上。
先代モデルより、荷室開口地上高は低く、荷室開口高は高くして、大きな荷物の出し入れのしやすさを向上。
後席シート格納方法に、軽い力で楽に操作できるワンタッチダブルフォールディング式を採用。
荷室側からシートスライド操作が可能な、リアシートスライドストラップを標準装備(「HYBRID XG」除く)。
新プラットフォームの採用や、先代モデルより室内高、室内幅を拡大したことにより、居住性を向上。
車室内の空気を循環させて前後席の温度差を軽減するスリムサーキュレーターを標準装備(「HYBRID XG」「カスタムスタイルHYBRID XG」除く)。
スマートフォンなどをAC電源ケーブルで充電しながら収納できる後席右側アクセサリーソケット、直射日光を遮るロールサンシェードを標準装備(「HYBRID XG」除く)。
安全性
マツダの軽自動車初、リアバンパーに内蔵した4つの超音波センサーで車両後方の障害物を検知し、自動でブレーキをかけて後退時の衝突回避・被害軽減をサポートする「後退時ブレーキサポート」、シフトの入れ間違いによる衝突回避・被害軽減をサポートする「誤発進抑制機能[後退時]」、ブザー音で障害物への接近をドライバーに知らせる「リアパーキングセンサー」を全機種に搭載。
単眼カメラと赤外線レーザーレーダーを組み合わせて、前方の車両や歩行者を検知し、万一の危険を察知した際はブレーキによって前進時の衝突回避・被害軽減をサポートする「デュアルセンサーブレーキサポート」、「誤発進抑制機能[前進時]」、ヘッドランプのハイ/ローを自動で切り替える「ハイビームアシスト機能」、「車線逸脱警報機能」を標準搭載。全機種「安全運転サポート車」の「サポカーS・ワイド」に該当。
SRSエアバッグシステム 運転席&助手席に加えて、SRSエアバッグシステム フロントサイドを標準装備。
助手席ドア付近の死角減少に貢献するサイドアンダーミラーを標準装備。
後方視界支援ミラーを標準装備(「HYBRID XG」除く)。
低燃費
減速時のエネルギーを利用して発電・充電し、その電力を活用してモーターによるクリープ走行や加速時のエンジンアシストを可能にする「マイルドハイブリッド」を搭載。
マイルドハイブリッドに加えて、軽量・高剛性の新プラットフォーム、ボディ、サスペンション、新CVTの採用などで、JC08モード燃費30.0km/L(「HYBRID XG」2WD車)を実現。