工学院大学、ワールドソーラーチャレンジ2015をクラス第1位でゴール


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東京・新宿区西新宿並びに八王子市中野町にキャンパスを配する工学院大学(学長:佐藤 光史)の世界最大級のソーラーカーレース「ブリヂストン・ワールドソーラーチャレンジ2015(WSC2015)」(開催期間:2015年10月18〜25日)への参戦は、6日間にわたった決勝レース全域に於いてチーム力を発揮し、ゴール地・アデレードに第1位で到着した。

工学院大学の出場するクルーザークラスは、その道程の片道がスタート地点・ダーウィンから中間地点・アリススプリングス(ステージ1)まで。

そしてこの中間地点から、ゴール地点・アデレード(ステージ2)まで競う2ステージ制となっており、当初、同校チームは予選レースで、クラス6番目のスタートとなったものの、以降、着実な走りを見せてDay1の終盤には首位に。

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Day3にはステージ1を第1位で到着。Day4からのステージ2でも、迫る後続車を引き離し、決勝レースは第1位でのゴールとなった。大会の正式な順位は、現地時間10月25日(日)表彰式で最終順位が確定する。

最終的な順位は以下をポイント集計して決定される。
・ステージ1とステージ2を総合したタイム<比率70%>
・外部コンセントからの充電量(中間地点で実施)<比率15%>
・搭乗者を乗せた総合距離<比率5%>
・実用面の採点スコア<比率10%>

 

決勝翌日、工学院大学は、クルーザークラスのパブリックジャッジでOWLの魅力をプレゼンテーションしていく。

このパブリックジャッジとは、決勝レースを終えたチームにより、各マシンの設計や性能等を説明を行い、実用点のコンテストとなるもの。チームは工学院大学ソーラーカープロジェクトのマシンと、その魅力を伝えるべく積極的に説明を行い、その評価を得て表彰式に望む。