J.D. パワー、2015年日本ナビゲーションシステム顧客満足度調査(市販ナビ)


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株式会社J.D. パワー アジア・パシフィック(代表取締役社長 鈴木郁、以下、J.D. パワー)は日本ナビゲーションシステム顧客満足度(Navigation Systems Customer Satisfaction Index)調査<市販ナビカテゴリー>を発表した。

本調査は最近2年間(2013年4月~2015年3月末)に市販据え置きナビゲーション(ナビ)を購入したナビユーザーを対象に評価を聴取するものであり、今年で9回目の実施となる。

本調査ではナビに関する総合的な評価を4つのファクターに基づいて算出している。それらは「ナビゲーション機能*(42%)」、「音楽/映像機能(21%)」、「操作性(20%)」「モニター(17%)」となっている(カッコ内は総合満足度に対する影響度)。これらのファクターにおける複数の詳細項目に対する評価を基に総合満足度(1,000点満点)を算出している。

ナビゲーション機能*:目的地検索/ルート検索、ルート案内、地図データの評価

2015年度の顧客の総合的な満足度を示すインデックス(総合CSI)の業界平均スコアは533ポイントとなり、昨年と同じ、また2013年と比べて1ポイントの改善となった。純正ナビゲーションの満足度の平均である521ポイントよりも高い。

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J.D. パワー アジア・パシフィックのオートモーティブ部門 執行役員である木本卓氏は、『純正ナビゲーションは、今後安全装備等の新技術を取込みながら、自動車全体の操作性との一体化が更に進んでいく傾向にあり、市場に占める割合も増えていく可能性がある。

そのような中で、市販据え置き型ナビゲーションの魅力である個性的な商品特性をどのように訴求し、市場全体におけるポジションを強化していくのかが大事なのではないか』 と述べている。

主な調査結果

●ファクター別にみると、「ナビゲーション機能」は昨年の525ポイントから変動はなく、「音楽/映像機能」で3ポイントの向上で538ポイント、「操作性」で6ポイント向上し519ポイント、「モニター」で7ポイント低下し565ポイントとなっている。

●購買時における事前の情報収集に関して、市販据え置き型ナビゲーションの購買層は純正ナビゲーションと比較してより積極的である。「事前にナビに関する何らかの情報を見聞きした」割合が、市販据え置き型ナビゲーション購買層は77%と純正ナビゲーション購買層に比べて22%高い。

●更に参考情報源として、「ナビメーカーの公式ウェブサイト」と答えた割合は25%、「口コミ・レビューサイト・SNS」は21%、「店頭ディスプレイ」は25%となり、純正ナビゲーション購買者に比べて、各々7%、 5%, 10%高い割合となっている。

●現在使用しているナビゲーションの満足度と次回購入意向をみると、次回も同じ「市販据え置き型ナビゲーション」を購入すると回答した層の満足度が552ポイントと最も高く、純正ナビゲーション(ディーラーオプション)と回答した層では535ポイント、純正ナビ(標準・MOP)の場合で514ポイントとなっている。

特に、高い満足度(800ポイント以上)を有しているオーナーの72%は、次回も「市販据え置き型ナビゲーション」を購入するとしている。

総合満足度ランキング

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●2015年度の顧客の総合的な満足度を示すインデックス(総合CSI)において、アルパインビッグXシリーズが前年より16ポイント向上の589ポイントとなり、4年連続で第1位となった。ビッグXは、全ファクターにおいてポイントが向上し、「操作性」以外では、10ポイント以上の高い伸びとなった。

●2位はパイオニアサイバーナビで昨年より6ポイントの向上の555ポイント、その中でも「ナビゲーション機能」ファクターで10ポイント、「操作性」ファクターで12ポイントの改善がみられた。第3位には544ポイントでケンウッドのMDVシリーズとなった。

当調査は、市販ブランドのナビゲーションシステムに関する顧客満足度を総合的に分析するもので、検索・案内機能だけでなく、音楽・映像機能やテレマティクスサービスなど、車載情報機器としてのナビの評価を幅広く測定している。

2013年4月から2015年3月に市販ナビを購入した利用者を対象に、2015年7月下旬から8月上旬にかけてWEB調査を実施し、2,301人から回答を得た。