JAF、日なたと日陰の「車内温度」の違い、歩行者への「水はね」など夏の車トラブルを映像で啓発


JAF(一般社団法人日本自動車連盟・本部所在地:東京都港区、会長:矢代隆義、以下、JAF)は、この時期にドライバーが遭遇しやすくトラブルになる可能性がある「車内温度」や「水はね」の2つのケースに関する啓発映像を6月16日よりホームページに公開した。

「日なた」と「日陰」、炎天下での車内温度の違いはたったの7℃しかなかった!

JAFでは、これまで春夏秋冬に分けた「車内温度」の実験を行い映像公開してきた。

今回は炎天下時を想定し、「日なた」と「日陰」に分けて車内やタイヤの温度を計測。結果「日陰」に駐車した場合でも「日なた」と比べて車内温度(60分後)は7℃しか抑えることはできないことが判明した。

たとえ「日陰」に短時間の駐車だとしても、子どもやペットを車内に残したまま車から離れないようにしたい。
啓発映像(車内温度編):http://movie.jaf.or.jp/details/190.html 

速度注意!車のタイヤで跳ね上げてしまう水しぶきは20km/hでも歩行者に

「水はね」の啓発映像は、道路に水が溜まった状況で、車のタイヤで跳ね上げる水しぶき(水深およそ1cm)の影響を速度別(40km/h、20km/h、10km/h)で検証した。

結果、たとえ20km/hまで減速しても歩行者に水を跳ね上げてしまうことが判った。

雨天時や雨上がりの際に「水はね」が発生しないように速度を十分に落として走行したい。また、歩行者はもちろん、対向車に対しても気遣いをもって運転するようにしたい。

啓発映像(水はね編):http://movie.jaf.or.jp/details/191.html