グッドイヤー、NBAクリーブランド・キャバリアーズとのスポンサー契約を発表


2017-2018シーズンから「ウィングフットロゴ」をユニフォームにプリント / 地域教育プログラムに100万ドルを支援

ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー(Goodyear Tire and Rubber Company・本社:米オハイオ州アクロン、CEO:リチャード・J・クレイマー、以下グッドイヤー)と、昨シーズンのNBA優勝チームである「クリーブランド・キャバリアーズ」(以下、キャブス)は以降、複数年のスポンサー契約を締結した。

両者はいずれも、オハイオ州をホームタウンとしており、今発表も、キャブスのホームスタジアムであるクイックン・ローンズ・アリーナで行われた。

今回、グッドイヤーとキャブスの間で締結されるスポンサー契約は、両者が共通エリアとするオハイオ州に対する誇り、そしてコミュニティに対する精力的な活動と決意。そして深い献身の心を共有し、地域への想いを一層深めるものだとしている。

そして同スポンサー契約により、2017-2018シーズンからグッドイヤーのシンボルマークであるウィングフットロゴが、キャバリアーズの選手のユニフォームに飾られる。

このようにグッドイヤーとキャブスは、そもそも、その原点となるべき地を共有することから始まった訳だが、実は併せてバスケットコート上でも強いつながりを持っている。

と云うのは1930年代、グッドイヤーは現在のNBAの先駆けである米ナショナルバスケットボールリーグの設立メンバーであったからだ。

グッドイヤーの従業員達で結成されたバスケットボールチームWingfootsは、1937年に最初のNBLタイトルを獲得。

1964年には、Richard Davies, Pete McCaffreyそしてバスケットボール殿堂入りしたLarry Brownの3名のオリンピックゴールドメダリストを揃え、AAUナショナルチャンピオンシップで優勝している。

今回のスポンサー契約について、グッドイヤーCEO兼社長を務めるリチャード・J・クレーマー氏は、「オハイオ州北東部に根付き、世界レベルで強力なブランドを誇る両者は必然の組み合わせです。

元来グッドイヤーは、飛行船や当社の熱狂的な従業員達による応援等でキャブスと常につながってきました。

今回は、この絆をこれまで以上に深めることになります。今後も双方の発展に大いに期待しております」と述べた。

一方、キャバリアーズCEOのレン・コモロスキ氏(Len Komoroski)は、「キャブスにとってグッドイヤーのようなグローバルブランドが、オハイオ州アクロンに本拠を置く隣人であることは、大変光栄なことです。

またバスケットボールを背景としたDNA、コミュニティの意義、そして成功への意欲など、グッドイヤーとキャブスは元々、夢を共有するようになる運命だったのです。

それほど今回のパートナーシップは強固であり、グッドイヤーのウィングフットロゴを身につけ、オハイオ州北東部を支援するべく互いに団結することは、我々にとってもこの上ない誇りです」と語った。

さらにキャブスのジェネラルマネージャーを務めるデイビッド・グリフィン氏(David Griffin)は、「今回のパートナーシップは、NBA全体にとって、また我々チームが信じてきたものにとって、そして双方にとって、より良い可能性を切り拓くものでなくてはなりません。

そしてグッドイヤーのウィングフットロゴが、キャバリアーズのユニフォームの一部となることで、これは必ずや成就するでしょう。

両者はバスケットボール以上の深いところで繋がっており、地域文化を育むという崇高な目的に向けて、共に夢を共有しているのです。

実際、我々キャブスにとって、グッドイヤー以上に相応しいパートナーを思いつきません。

私たちチームは、コートで戦う時にウィングフットロゴをユニフォームにつけることに、この上ない誇りを感じることになるでしょう」とコメントした。

加えてアクロンの住民であり、先のNBAオールスターに選出されたレブロン・ジェームズ選手(LeBron James)選手は、「アクロンの子供たちなら誰でも空を飛ぶ飛行船ブリンプに描かれたウィングフットロゴに誇りを感じながら育ちました。

また今回キャブスのユニフォームに、ウィングフットロゴをつけることは、私個人としても特別な思いがあります。

と云うのは、グッドイヤーからレブロン・ジェームズ・ファミリー財団には、これまでにも多大なご支援を頂いているからです。

今回ナイキとグッドイヤーといった私自身、そして私の家族にとっても、大きな意味を持つ2社のロゴを同時にキャブスの新しいジャージに身につけることになり、これ以上の素晴らしい機会は思いつきません」とその喜びを語った。※ナイキは、2017-2018シーズンからNBAのオフィシャルユニフォームサプライヤーとなっている。

なおキャブスとグッドイヤーは、今回の提携により、クリーブランド。そしてアクロンの学校にも、特別なプレゼントを提供することを決めている。

それはキャバリアーズとグッドイヤーが連携して、Cleveland Metropolitan School District およびアクロンの公立小学校で実施されているSTEM(科学・技術・工学・数学)教育プログラムに100万ドルの支援を行うことだ。

両者は、アクロン、クリーブランドそしてオハイオ州北東部全体に於けるコミュニティを永らく支援してきた。今回は、その支援の範囲をより一層広げることになると云う。

ちなみにグッドイヤーは、キャブスの他にも、TNT(ターナー・ネットワーク・テレビジョン)のターナースポーツとの提携も予定している。

ターナースポーツは、NBAを全米に放送するスポーツチャンネルであるが、今回のターナースポーツとの契約は、そうした番組でグッドイヤーがパートナーを務めると云うもの。

これを受けて、最後にターナースポーツのデビット レビー ターナー社長は、「それぞれの世界でトップの組織を結びつける素晴らしいパートナーシップが実現しました。

グッドイヤーと共にキャブスへの一層の献身、そしてオハイオ州北東部のコミュニティを一つにするスポーツ文化を育む活動に取り組めることとなり、このコラボレーションに対して心から興奮しています」と結んでいる。

<クリーブランド・キャバリアーズについて>
2016年度NBAチャンピオンであるクリーブランド・キャバリアーズは、Quicken Loans, Inc.の創立者であり、チェアマンを務めるDan Gilbertオーナーと同CEOのLen Komoroski、David Griffinジェネラルマネージャー、Tyronn Lueヘッドコーチが組織運営を行っている。

2016年NBAファイナルに於いては、ゴールデン・ステート・ウォリアーズに勝利し、52年ぶりにクリーブランドにスポーツ史に残る優勝トロフィーを持ち帰った。1勝3敗からの逆転優勝を遂げたのは、NBAのメジャーチャンピオンシップ史上ではキャバリアーズが初めて。

キャバリアーズは、優勝を目指して、引き続き戦う一方で、感動を与えるゲーム展開、コミュニティに対するサポートそして取り組み、ファン向けのプログラムやアメニティグッズ等でNBAにおける最高の経験をファンに提供している。