アイシン精機、東京地区の先端技術開発拠点を移転・拡張し「台場開発センター」を開設


アイシン精機株式会社(本社:愛知県刈谷市、代表取締役社長:伊原保守、以下、アイシン精機)は、2020年東京オリンピックを控えて注目度の高まる東京臨海副都心に、先端技術開発および情報収集と渉外活動の拠点として「台場開発センター」を開設した。

同社は今回拡張された新設拠点を含め、国内に3か所(本社、東京、九州)、海外に6か所(北米、欧州、中国、インド、タイ、ブラジル)の開発拠点を持ち、世界各地で技術開発に取り組んでいる。

アイシン精機では、これまで東京都港区にあるオフィスで半導体の要素技術を中心に開発を行ってきたが、自動車業界を取り巻く環境変化に迅速に対応するため、自由な発想や新しい価値の創出をめざし、湾岸エリアのお台場へ既存のオフィスを移転・拡張した。

新たな「台場開発センター」では、次世代成長領域である「ゼロエミッション」「自動運転」「コネクテッド」への適用に加え、工場やアドミニストレーション部門での働き方変革に寄与できるような人工知能の基盤技術の開発を行っていくと云う。

同社では、「今後本センターを拠点として人工知能によるアルゴリズム開発とそれを実現するハードウェア開発に注力し、取り組んでいきます。従業員は当初50名でスタートし、将来的には100名程度へ増員を計画しています」と述べている。

【台場開発センター 概要】
1.名称: アイシン精機株式会社 台場開発センター
2.設立: 2017年4月
3.所在地 : 東京都江東区青海1-1-20 ダイバーシティ東京15F
4.従業員数: 2017年4月 50名
5.事業内容: 人工知能を中心とする先端技術開発/技術調査/デザイン