三洋貿易、国内最大級のEV分解部品の展示場をリニューアル

最新の国内外EV車25台の分解部品13万点を展示

三洋貿易( 本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新谷正伸 )は2026年1月、岐阜県瑞浪市の展示場「Sanyo Solution Gallery」(瑞浪展示場)をリニューアルした。今回は2025年7月のリニューアルから分解部品が4台入れ替えとなり、25台、約13万点の分解部品を展示している。

そんな「Sanyo Solution Gallery」(瑞浪展示場)は、自動車向けベンチマーキングソリューションプロバイダーであるCaresoft(ケアソフト)社の技術を体験できる施設(2022年3月にオープン)。以降、より具体的には自動車メーカーをはじめ、部品を供給するメーカーや材料メーカーなど総数750社以上、延べ1.2万人以上の来場を記録しているという。

これだけの来場者の訪問は、グローバルでEV化が進む「100年に一度の大変革期」に危機感を強く持っていることから調査や研究開発の場として活用されているためだとしている。

ちなみに展示場自体は、岐阜県瑞浪市で廃校となった旧釜戸中学校の校舎を再活用していることから、国内の自動車産業を支える新たな技術を学ぶ場として今後も校舎を再活用していくと共に、地域振興の一助となることにも配慮していると三洋貿易では述べている。

また施設開設に尽力したケアソフト社は、平素より最新車両を細部まで分解・解析したデータ提供を行っており、瑞浪展示場では、その解析データの提供のみならず、EV車両や分解部品を展示し、データと現物双方から自社製品の改善・技術革新に役立てられる研究材料を提供している。

翻ってみると、各メーカーがベンチマーク用途で完成車やコンポーネントを購入し、構造や部品を確認することは多額のコスト・工数を必要とする。しかし瑞浪展示場では、自社では入手・分解が困難な、普段見ることのできない海外製EVをはじめとする最新車両の分解部品に実際に触れて、材質や工法を確かめることができる。

その利点に着目した企業は多く、これまで約750社1.2万人を超える自動車メーカー・部品メーカー、材料メーカーなどの開発・研究者が来場しているとした。

なお今回の展示刷新では、「Avatr 12」や「HONDA CR-V」など新たに4台の車種の分解部品を追加。より具体的には、それぞれの車種に搭載されている部品を比較し易いよう、部品群ごとにカテゴライズされた展示とし、完成車も「XIAOMI YU7」・「東風日産 N7」・「広汽トヨタ bZ3X」を追加し、10台の展示とすることで、自動車の分解部品展示場としても国内最大の規模となっている。

なお三洋貿易は瑞浪展示場について、「自動車業界が100年に一度の大変革期を迎えているなか、各社の新規分野進出へのサポート・技術革新につなげるソリューションを提供してまいります」と話している。

分解部品を参照できる車種一覧は以下の通り
*太字下線は今回追加した4車種*2026年1月時点
Hyundai SANTA FE
Avatr12
HONDA CR-V
KIA EV5
Zeekr 007
Tesla Model 3+
Denza N7
Fisker Ocean
AION Y Plus
BYD Seagull
BYD Yuan Plus
Hyundai IONIQ6
Ford Mustang Mach-E
Mercedes Benz EQS
Li Auto L9
Nissan Ariya
NIO ET5
Tesla Model Y2020
RIVIAN R1T
VW ID Buzz
Tesla Model Y2023
Xiaomi SU7
VW ID4
宏光Mini EV
XPENG G6

完成車一覧
*太字下線は今回追加した3車種
Xiaomi YU7
日産N7
広汽TOYOTA bZ3X
BYD Seagull
BYD Seal
BYD Song Plus DM-I
Tesla Model 3
Tesla Model Y
Mazda CX-80 PHEV
宏光Mini EV

<アクセス・見学方法>
所在地:岐阜県瑞浪市釜戸町3361-3
見学形式:会員制(詳細については下記連絡先まで問い合わせされたい)
見学方法:事前予約制(土日、祝日を除く)
caresoft@sanyo-trading.co.jp (三洋貿易株式会社 モビリティ第二事業部)へ連絡されたい。

 
 




 
 

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