横浜ゴム、「YOKOHAMAまごころ基金」が鳥取県中部地震の災害支援、フィリピン環境保全に寄付


横浜ゴム株式会社(本社:東京都港区新橋、代表取締役社長:野地彦旬、以下、横浜ゴム)の従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」は、10月21日に発生した鳥取県中部地震の被災地に日本赤十字社を通じて義援金50万円を11月に寄付した。

また、12月にフィリピンで環境保全活動を行うNPO法人「イカオ・アコ」へ団体支援金10万円を寄付した。

「YOKOHAMAまごころ基金」は、寄付を希望する従業員が会員となり給与から毎月1口100円を天引きして積み立て、集まった資金で環境保全や人権擁護などに取り組むNPO、NGOなどへの資金援助や重大な災害への義援金を拠出することを目的に今年5月に設立された。

同基金による義援金、支援金の拠出は今回が初めてだが、今後もさらに団体支援を予定している。

なお、横浜ゴムはマッチングギフト※1として同基金の義援金と同額の50万円を、日本赤十字社を通じて被災地に寄付したほか、団体支援金と同額の10万円を「イカオ・アコ」に寄付した。

「イカオ・アコ」(代表:後藤順久日本福祉大学経済学部教授)は、日本とフィリピンの友好関係を深めることを目的に、フィリピンでの森林破壊の実態調査、地域住民と共に行う植林による森林再生、3R※2啓発や収入向上支援などの活動を展開している。

横浜ゴムではこれまでも年数回、「イカオ・アコ」に衣料などの物資支援を行っており、こうした経緯を経て今回の決定に至った。

※1:従業員などが社会貢献を目的とした寄付や義援金を拠出した際に、企業がその寄付金に一定額、または同額を上乗せして寄付金を拠出する仕組み
※2:Reduce(削減)、Reuse(再利用)、Recycle(再生利用)の3つのRの総称