東京海上日動火災保険株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：北沢 利文、以下、東京海上日動）は、ちょいのり保険（１日自動車保険）について、顧客からの要望を踏まえ、改定を実施した。
１．改定の背景
ちょいのり保険（１日自動車保険）は、2012 年 1 月の販売開始以降、多くの加入者がおり（累計利用申込件数：284 万件<2016 年 10 月末時点>）、同社は保険商品の販売を重ねる中で「１台の車を複数人で運転する場合に、人数分の申し込みが必要となるのを改善してほしい」、「日付が変わる直前に加入した場合でも、24 時間以内の補償しか必要ない場合は、１日分の保険料にしてほしい」といった要望を得ていた。
そこで、これらの要望を踏まえ、使いやすさと商品魅力の向上を図るべく、今般、商品改定を実施した。
２．改定の概要
【１】主な改定内容
（１）．被保険者の複数人設定（追加保険料定額方式） 業界初
１度の申し込みで最大３人まで被保険者を追加登録できるようになり、合計４人まで補償できるようになった。その場合の追加保険料は、追加登録する被保険者の人数にかかわらず、プラン
毎に定額となっている。
＜保険料例＞車両補償なしプランの場合
（２）． 補償期間の 24 時間化
補償期間を保険責任開始時刻から 24 時間とする。これによって、例えば 22 時から翌日22 時まで加入する場合は、従来は２日分の保険料が必要だったが、改定後は１日分の保険料となり加入しやすくなっている。
（３）．車両補償ありプラン（プレミアム）の新設
従来の車両補償ありプランに対して、「車両補償の免責金額を 15 万円から 10 万円に引下げ」、「弁護士費用等補償特約のセット」をしたプランを新設する。
（４）．対物超過修理費用等補償特約の自動セット
全てのプランに「対物超過修理費用等補償特約」を自動セットした。
【２】提供開始時期
2017 年４月１日以降に保険責任を開始する契約を対象として提供する。
(参考) 改定後のちょいのり保険（１日自動車保険）の加入プランラインアップ