日立オートモティブシステムズ、第53回技能五輪全国大会の「精密機器組立て」職種で銅賞受賞


12月4日(金)から12月7日(月)まで全国13会場で開催された「第53回技能五輪全国大会」において、日立オートモティブシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区大手町、取締役社長兼COO:関 秀明)の代表選手の一人である和田 真之介選手が、「精密機器組立て」職種で銅賞を受賞した。

青年技能者の技能レベルの日本一を競う第53回技能五輪全国大会の中で、「精密機器組立て」「抜き型」職種は、日立オートモティブシステムズの佐和技能教育センター(茨城県ひたちなか市)で競技が行われ、同社からは和田真之介選手の銅賞の他に、「抜き型」職種において押山真輝選手が敢闘賞に選ばれた。

「精密機器組立て」職種では、旋盤、フライス盤、平面研削盤の3種類の工作機械を使った技能と、ヤスリを使った手作業によって部品を加工、調節し、組み立てる技能が競われた。

競技では、開始時に 図面変更の課題が与えられ、ミクロン単位での高精度な加工作業が要求されましたが、和田選手の迅速かつ緻密な作業で図面変更対応力と要求機能を満たしたことが評価され、銅賞を受賞した。

また、「抜き型」職種では、高精度で複雑な機械部品を製造するための金属板を打ち抜くプレス金型を作る技能が競われた。

短い競技時間の中で、与えられた金型素材をフライス盤等の工作機械で加工し、ヤスリや汎用測定器等を用いて仕上げ加工を行うなど、精密かつ総合的な技能が要求されたが、押山選手の組合せ、寸法精度や総合的な完成度が評価され、敢闘賞を受賞した。

■「第53回技能五輪全国大会」受賞者hitachi-automotive-systems-bronze-award-in-the-precision-equipment-assembly-occupation-of-the-53rd-national-skills-competition20151212-1