プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社（本社：東京都渋谷区、社長：クリストフ・プレヴォ）は、DS Automobilesのコンパクトハッチバックモデル、DS 3ならびにDS 3 CABRIOに最新パワートレイン（1.2ℓ3 気筒 DOHC ターボ＋6 速 AT）を搭載。
さらに同車ラインナップに、特別仕様車「So Parisienne（ソー・パリジェンヌ）」を追加して、全国のシトロエン ディーラーネットワークからリリースを開始した。
1955年のパリモーターショーでデビューを果たして60年。DSは新ブランド「DSAutomobiles」として、日本国内に於いてもスタートを切った。
中でも本国デビュー以来、5 年目を迎えるコンパクトハッチバックのDS 3は、国際戦略車として既に35万台の販売実績を持つクルマである。
今回そんなDS 3は、日本投入を前にパワートレインを一新。PSA プジョー・シトロエン・グループが、新世代エンジンとして開発した「PureTech（ピュアテック） 1.2 リッター・ターボエンジン」と、新世代の 6 速オートマチックトランスミッション「EAT6」を組み合わせている。
車種ラインナップは、シンプルなベースグレードのChicから電動ソフトトップ搭載のCABRIO、スポーティな 6 速マニュアルのSport Chicまでを一斉に揃えたかたちだ。
さらにアップグレードされたホイールや、専用ステッカーが際立つ日本専用の特別仕様車としてSo Parisienneも追加され、日本に於けるDS 3は全6モデルのラインナップを配し、女性からスポーツ志向のドライバーまで、幅広いターゲットをカバーするシリーズに生まれ変わっている。
■DS 3 価格とグレード
◎
■DS 3 搭載の最新パワートレイン
DS3は、3 気筒 1.2 リッターエンジンに、最新の直噴システムとターボチャージャーを加え、高い動力性能と環境性能を備えた最新パワーユニットを採用した。
その構造は、1 気筒あたり 5 つの噴射口を持つインジェクターから200barの高圧燃料がスパークプラグに近い位置に噴射。高い燃焼効率を誇る。
パワーユニットの出力は、最新のターボチャージャーを搭載したことにより、28psの出力アップ（+34%）を実現。最大トルクは 87Nm アップ（+74%）と大幅にパフォーマンスを向上させている。
なおこのPureTech 1.2リッターターボエンジンは、今年 6 月「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー2015」を、1.0～1.4 リッター部門において受賞。
PureTechエンジンの低燃費性能および、 CO2 排出量削減などの環境性能が高く評価され、世界 34 ヶ国 80 名のモータージャーナリストの投票を介して、栄誉に輝いた。
またトランスミッションには、国際的に高評価を得ている新しい EAT6（エフィシェント・オートマチック・トランスミッション）を搭載。
ギヤレシオをハイギヤード化することで同一速度域でのエンジン回転を下げ、新開発のクラッチによってロックアップ領域を拡大。これによりトルクコンバーターのスリップロスを低減させている。
また、ミッション全体のフリクションロス低減にも取り組み、低速域でのニュートラルコントロールを最適化するなど、効率を突き詰めることによってスムースで省燃費、かつ静粛性を高めている。
PureTech1.2ℓ Turbo
最高出力：81kW/5,500rpm
最大トルク：205Nm/1,500rpm
EAT 6 (Efficient Automatic Tramsmisson)
