三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼COO:相川哲郎、以下、三菱自動車)は、2015年度(2016年3月期)第2四半期決算及び2015年度通期の業績見通しを発表した。
1. 業績概況
2015年度第2四半期累計期間(2015年4月1日~9月30日)の売上高は、前年同期比347億円(3%)増の1兆698億円となった。
営業利益は、コスト低減努力などのプラス影響がありましたが、研究開発費や市場措置費用の増加などにより、前年同期比43億円(7%)減の584億円となった。
経常利益は、前年同期比151億円(20%)減の585億円となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比88億円(14%)減の521億円となった。
【 参考資料 (連結) (PDF、1ページ、88KB) 】
【 決算短信 (PDF、14ページ、291KB) 】
【 プレゼンテーション資料 (PDF、23ページ、1MB) 】
【 補足資料 (PDF、2ページ、132KB) 】
2. 販売台数
2015年度第2四半期累計期間の販売台数は、前年同期並みの521千台となった。
日本では、新モデルに切り替えた『アウトランダーPHEV』や『アウトランダー』が牽引し、登録車では前年同期を上回ったものの、市場環境が厳しい軽自動車が減少し、前年同期比11千台(19%)減の46千台となった。
北米は、『アウトランダー』、『ミラージュ』を中心に販売が好調に推移したことなどにより、地域全体で前年同期比12千台(22%)増の69千台となった。
欧州は、経済情勢が大幅に悪化したロシアでの販売が落ち込みましたが、ドイツやイギリスを中心に西欧で販売を伸ばしたことにより、地域全体では前年同期並みの104千台となった。
アジアは、タイ経済の停滞や中国における市場成長スピードの減速などにより、アジア全体で前年同期比15千台(9%)減の152千台となった。
その他では、中東・アフリカ、豪州で販売を伸ばし、その他地域全体で前年同期比14千台(11%)増の150千台となった。
3. 2015年度業績見通し
本第2四半期累計期間の実績、及び、直近の経済状況や市場動向等を踏まえ、2015年度通期(2015年4月1日~2016年3月31日)の販売台数見通しを以下のとおり修正しているが、売上高および利益予想についての変更はない。
販売台数: 1,053千台(対本年4月24日公表計画値47千台減)
売 上 高: 2兆2,800億円(同±0)
営業利益: 1,250億円(同±0)
経常利益: 1,300億円(同±0)
当期純利益(*): 1,000億円(同±0)
(*)親会社株主に帰属する当期純利益