フォルクスワーゲングループジャパン株式会社から、平成28年4月20日、国土交通大臣に対して、VWトゥアレグV6 3.0ハイブリッドに該当する電気装置(水抜き弁)に関する以下のリコールの届出があった。
リコール届出日:平成28年4月20日
リコール届出番号:外-2330
リコール開始日:平成28年4月21日
届出者の氏名又は名称:フォルクスワーゲングループジャパン株式会社
代表取締役:ティル・シェア
製作国:ドイツ連邦共和国
製作者名:フォルクスワーゲン株式会社
問い合わせ先:フォルクスワーゲン カスタマーセンター
フリーダイヤル:0120-993-199
URLアドレス:http://www.volkswagen.co.jp/
不具合の部位(部品名):電気装置(水抜き弁)
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
ハイボルテージバッテリーにおいて、搭載場所の水抜き設計が不適切なため、何らかの理由で当該場所に水が浸入した場合、排水ができない。そのため、バッテリーファン部から水が浸入し、バッテリー内部がショート、または、バッテリーの電気端子部に水が付着してショートし、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
改善措置の内容:
全車両、ハイボルテージバッテリー搭載場所の底面にウォータードレンを取り付ける。
不具合件数:0件
事故の有無:なし
発見の動機:ドイツ本社からの情報による
自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置:
・自動車使用者:ダイレクトメール、電話および電子メール等で通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・対策実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアロックストライカー付近に外-2330ステッカーを貼付する。