テュフラインランドジャパン、SBI損害保険と修理工場選定で協力


テュフ ラインランド ジャパン株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:トビアス・シュヴァインフルター)と、SBI損害保険株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:島津勇一)は8月31日、修理工場選定で協力していくことを発表した。

これに伴いSBI損害保険は、修理工場を選定する際、テュフ ラインランド ジャパンに認証された修理工場を優先的に選択する取り組みを開始する。

今日、車両修理工場に求められるのは、環境への配慮、法令遵守、修理品質の向上、業務の効率化、そしてお客様満足度の向上と多岐に渡る。

同時に車両の材質をはじめ、車両の構造自体も変化しており、自動車市場の急速な変遷により、アフターマーケットもこの変化に対応することが求められている。

SBI損害保険は、自社の保険販売顧客に対して、高品質なサービスを提供するにあたり、テュフ ラインランド ジャパンに認証された修理工場であるテュフ ラインランド ジャパンBP認証工場(TUV BP認証工場)を優先的に選択することにより、ユーザーの満足度の向上、サービス品質の向上を目指す。

なおSBI損害保険が、優先的に紹介する修理工場にはテュフ ラインランド ジャパンが監査を行っているBSサミット事業協同組合のエクセレント工場基準を取得した修理工場も含まれる。

このBSサミット事業協同組合は、1983年(昭和58年)2月に発足した 「RSサミット21研究会」がその原点。現、BSサミット事業協同組合理事長である株式会社中央鈑金の磯部君男氏など、複数の独立系板金塗装事業社により設立・拡大してきた事業連携組織である。BSサミット事業協同組合:http://www.bs-summit.jp/ 

SBI損害保険は、「中立的な第三者機関であるテュフ ラインランド ジャパンによる監査・認証は、ドイツ基準を基にした非常に厳しい水準を求めるものであり、「TUV BP認証工場」を選択することで、お客様により安心感を与えることができる」と述べている。

ちなみにこのテュフ ラインランド グループとは、140年の歴史を持つ世界でもトップクラスの第三者検査機関である。

世界中に拠点を持ち、従業員数は19,600人、年間売上高は19億ユーロにのぼる。業務は産業用装置や製品、サービスの検査だけではなく、プロジェクト管理や企業のプロセス構築もサポートする。

また幅広い業種、職種について、専門的なトレーニングも実施しており、こうしたサービスは、テュフ ラインランドの認定ラボや試験設備、教育センターのグローバルネットワークによって支えられる。

自動車分野では、ドイツで運転免許試験を行い、ドイツ他数カ国で車検サービスを提供している他、自動車メーカーや部品メーカー向けの国連および欧州型式認証(ホモロゲーション)の技術機関としても活動している。

またオートアフターマーケットでは、鈑金塗装工場向けの監査・認証サービスに加え、ドイツでは第三者アジャスターサービスを、そして世界各国でディーラーや一般整備工場向けの監査・認証サービスを提供。昨今、クラシックカーの評価・査定サービスなども提供している。関連ウェブサイト:https://www.tuv.com/japan/jp/