東洋ゴム工業、Jリーグのベガルタ仙台と「CSRパートナー」契約を締結


東洋ゴム工業株式会社(本社:大阪府大阪市西区江戸堀、社長:清水隆史)は、日本プロサッカーリーグ加盟のJ1チーム「ベガルタ仙台」(運営会社:株式会社ベガルタ仙台、社長:西川善久)の「CSRパートナー」となる契約を締結した。

同社は、同じ宮城県に国内主力タイヤ工場(仙台工場)を有するという地域関係性を背景に、今後、ベガルタ仙台と共に、パートナーシップを組み、地域貢献活動・震災復興活動を展開していくと云う。

ちなみにこのベガルタ仙台は、1999年より宮城県仙台市をホームタウンとするJリーグ加盟のプロサッカーチーム。

同チームは創設以来、ホームタウンや活動区域(宮城県)におけるスポーツの普及、社会・地域振興をクラブの理念、基本方針に掲げ、地域に根ざしたさまざまなホームタウン活動(CSR活動)を行なってきた。

対して東洋ゴム工業は、1962年より宮城県岩沼市に国内の自動車用タイヤ主力製造拠点として仙台工場(工場長:西川直樹)を置き、半世紀以上にわたり事業活動を続けてきた。

また、岩沼市が東日本大震災からの復興計画の一つとして取り組んでいる人工丘陵への植樹活動(「千年希望の丘プロジェクト」)に、拠点を挙げて積極参加しているほか、2016年からは地元・宮城のモノづくりにフォーカスを当てたオリジナル・エリアプロモーション(「MADE IN MIYAGI」)などを通じて、地域貢献・活性化の取り組みを行なってきた。

そんな同社は、今回、宮城県全域を活動区域としている同チームのスポーツを通じたCSR活動の趣旨・目的に賛同して「CSRパートナー」となると共に、こうした社会貢献活動をサポートしていく。

東洋ゴム工業がCSRパートナーとして予定している主なCSRプログラムは以下の通り

■スポーツ振興プロジェクト
・TOYO TIRES サッカーキャラバン
公募によって応募した宮城県内のスポ-ツ少年団や地域団体を抽選し、当選した団体にベガルタ仙台のプロコーチが訪問して指導する活動。
・「ベガルタカップ」サッカー大会への協賛
宮城県内の少年サッカーチームとJリーグのトップチームが対戦するサッカー大会を協賛し支援する活動。予選参加の100チームから勝ち上がった強豪8チームが、ベガルタ仙台をはじめとしたトップチームにチャレンジする。

■地域貢献
・こころもからだも元気プロジェクト
ベガルタ仙台のコーチやチアリーダーが県内の仮設住宅集合所や地域コミュニティーセンターを訪問し、高齢者の健康維持のため、健康体操や栄養講習会を実施する。

■社会貢献
・バリアフリーサッカー「ベガルタカップ」
東北地方で唯一開催されている障がい者サッカー大会をサポート。東北エリアから参加者を募り、サッカーを通じて自立サポートや障がい者スポーツの普及・発展を応援する。

■相互交流
・岩沼市や地域のイベントへの参加
当社仙台工場が所在する宮城県岩沼市などの地域イベントにベガルタ仙台の選手らを招待し、相互交流を図る。

■復興支援
・宮城・東北ドリームプロジェクト
宮城県・岩手県・福島県の児童福祉施設や養護支援施設、こども病院などで生活し、プロサッカーを観戦する機会に恵まれない小学生やその家族をベガルタ仙台のホームゲームに招待する。