開催目前の第45回東京モーターショー2017、ここにきて運営責任者が交代へ


西川会長は活動を自粛。復活した「技術の日産」、影響深刻。初回実施の謝罪会見など危機管理対応の不手際も裏目に

一般社団法人 日本自動車工業会(所在地:東京都港区、会長:西川 廣人、以下、自工会)の西川会長は10月10日、当月後半に東京ビッグサイトで開催される「第45回東京モーターショー2017」の運営責任者の交代を発表した。

これは、先に日産自動車に於ける複数の生産工場で発覚した型式指定自動車の完成検査問題に端を発するもの。

この際の不適切な取り扱いを深刻に受け止めた西川会長は、今月開催の同ショーの盛り上げを図っていくことを最優先するため、筆頭副会長の豊田章男氏に会長代行を託することになったと述べた。

同工業会・西川会長は、「日本自動車工業会の副会長の皆様と、ご相談させて頂き、筆頭副会長である豊田章男氏(トヨタ自動車株式会社代表取締役社長)に会長代行をお願いする事と致しました。

第45回東京モーターショー2017」が最善の体制で準備が整った上で開催され、世界から注目されるショーとなりますよう関係各位のご支援、ご理解のほど宜しくお願い致します」と結んでいる。