昭和シェル石油、連結子会社「ソーラーフロンティア」の固定資産減損損失による業績予想の修正を発表


昭和シェル石油株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・グループCEO:亀岡剛)は、連結子会社「ソーラーフロンティア」の平成28年12月期の固定資産減損損失(特別損失)の計上により、業績予想を修正した。

1.連結子会社における固定資産の減損損失(特別損失)の内容
昭和シェル石油の連結子会社であるソーラーフロンティア株式会社は、足元の事業環境の悪化に伴い収益性が著しく低下し、同社が所有する固定資産について減損の兆候が認められたことから、当該固定資産に係る回収可能性を検討。

その結果、平成 28 年 12 月期第4四半期(平成 28 年 10 月1日~平成 28 年 12 月 31 日)に於いて減損損失 107億円を特別損失に計上することになった。

2.業績予想の修正について
平成 28 年 12 月期通期連結業績予想数値の修正(平成 28 年1月1日~平成 28 年 12 月 31 日

平成 28 年 12 月期通期個別業績予想数値の修正(平成 28 年1月1日~平成 28 年 12 月 31 日)

3.修正の理由
平成28年12月期第4四半期連結会計期間に於いて、前述の通り、連結子会社の固定資産減損損失(特別損失)を計上する事になった。

しかし一方で原油価格が想定価格よりも上昇したことに伴う棚卸資産評価の影響額の増加等による増益により、平成28年12月期の通期における営業利益及び経常利益が前回予想を上回る見通し。

従って棚卸資産評価の影響を除いた場合の連結経常利益相当額については、平成28年12月期で360億円程度となる見込みとしている。