新型マキシマの米国発売は今夏になる見込み
日産自動車(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は、2015ニューヨーク国際オートショー(プレスデー:4月1日~2日、一般公開日:4月3~12日)において、今夏発売予定の新型「マキシマ」を披露した。
日産の最先端技術を搭載した8代目となる新型マキシマは、優れた走行性能、最新のデザインを誇り、中型セダンセグメントに新基準を打ち立てる「4ドア スポーツカー」として、革新的なモデルだという。
昨年ショーのスポーツセダンコンセプトをマキシマに仕立てた
今回発表された新型「マキシマ」は、昨年の北米国際自動車ショーで披露された「スポーツセダンコンセプト」を、マキシマとしてのコンセプトモデルに仕立て上げたもの。
搭載される新型3.5リッターV6エンジンは、前型モデルのエンジンに対して約6割の部品を新規に採用し15%の燃費向上を実現している。
エクステリアは、「スポーツセダンコンセプト」という日産自動車独自の新しい基本設計概念に基づき、このセグメントタイプとしては異例なワイドアンドローとして、スポーティーなプロポーションを実現。
日産独自のスポーツセダンコンセプトに基づくクルマ
更に、Vモーショングリル、ブーメランシェイプのランプ、フローティングルーフ等、最新のニッサンデザインランゲージを余すことなく表現しているという。
インテリアは、ダッシュボードおよびコンソールのレイアウト、ドライバー側に振ったコンソール上の「ディスプレーコマンダー」が、スポーティーさを感じさせる一方で、素材や仕上げにこだわった作り込みがなされている。
このため同セグメントに相応しいプレミアム感が表現されており、この空間コンセプトにはひときわ拘ったとされる。
一方、ハンドリングと乗り心地などの機能性能の裏付けとなる車体骨格に関しては、日産ブランドでセダン初となる1.2GPa級高成形性超ハイテン材を採用。これにより現行モデルに対して、ねじれ剛性を25%改善し、82ポンド(約37kg)の軽量化に成功している。
なお新型マキシマは、テネシー州のスマーナ工場で生産予定。仕様は5グレードとなっており、価格は32,410ドル(USD)からとなる見込み。
新型「マキシマ」の主な仕様は以下の通り。